日々銭湯に通う人々は、どんな理由で、どんな想いで、銭湯に行くのだろう?銭湯の魅力って、なんだろう?その答えはきっと、ひとつじゃない。きっとそこには、その人ならではの楽しみ方や、理由がある。 “Humans of 入浴” は、銭湯の千差万別な楽しみ方に焦点をあて、銭湯通いの極意をいろんな人たちにインタビューすることで、その魅力を掘り下げてみよう!という、TOKYO SENTOの新しい連載企画です。
Vol.1:MIKA HAYASHI at 稲荷湯
連載第1回目にご登場頂くのは、TOKYO SENTOのメンバーでもある、林美華さん、22歳。銭湯で温まった帰りは原付でぴゅっと帰りたい!という彼女が足しげく通うのは、自宅からほど近い、板橋駅近くの「稲荷湯」さん。商店街を抜けた小道にひっそりと鎮座する「稲荷湯」は、映画「テルマエロマエ」のロケ地にもなった、趣あふれる昔ながらの銭湯です。
真正面からだとカメラのフレームに立派な門構えが収まらないほどの小道に佇む「稲荷湯」。昔ながらの飾り窓や年季の入った看板がかっこいい。
「稲荷湯のここが好きだから…というより、たまたま生活圏にあって、自分のライフスタイルにあっていたんですね。なので、最初は映画のロケ地とは知らずに「近いから」という理由で通いはじめました。」という美華さん。銭湯セットが入ったビニールバッグをひっさげて、原付で颯爽と登場する姿は、まさに常連さん。稲荷湯のデイリーユース、なんとも贅沢です。
1: これからの季節は湯冷めしないように厚着してね! 2: わいてます。 3: 稲荷湯の瓦屋根。 4: 美華さんの銭湯セット。 5: 稲荷湯の暖簾。しぶい。 6: お風呂あがりは速攻帰宅!
♨ 美華さんの銭湯極意 ♨
Q:よく行く銭湯は?
稲荷湯 (板橋駅)、やなぎ湯 (東十条駅)
Q:銭湯に行く時間は?
21:00 〜 23:00くらい (入浴時間は20分+諸々で10分)
Q:お風呂上りに飲むなら?
ポカリスエット
Q:銭湯に持って行くものを教えてください。
バスタオル、フェイスタオル、シャンプー、コンディショナー、クレンジングオイル、洗顔料、泡だてネット、化粧水、ボディクリーム、美顔ローラー etc
Q:「私だけのこだわり入浴術」はありますか?
シャワーやシルキーバスでも充分汚れは落ちるそうなので、最近は乾燥防止のためにボディーソープで身体を洗わないようにしています。お風呂上がりにすぐに保湿できるように、化粧水なども忘れないように持って行きます。
Q:銭湯とあなたの出会いは?
ピクニックをした帰り、さっぱりしたいと思ってたまたま寄った高円寺の小杉湯さんがとてもよくて、ハマりました。デート帰りの銭湯、オススメですよ…!
Q:あなたと銭湯にまつわるお話を聞かせてください。
もともとアイドルが好きだったのですが、銭湯を好きになってから銭湯アイドルの祝茉莉ちゃんの存在を知りました。女の子からすると、銭湯ってちょっとハードルが高いかもしれませんが、彼女を知ってから銭湯のいろんな可能性に興味を持つようになったので、若い女の子にもオススメしたいです!
Q:あなたにとってズバリ、銭湯の魅力とは?
ワンコインでお釣りがくる、最強の美容法。
広い湯船に浸かってマッサージしているとストレス発散になります。
稲荷湯には熱め、普通、ぬるめの3種類の浴槽があります。熱めの浴槽はもう、本当に熱いです。ぬるめはとってもぬるいです。みんなそれぞれの順序とコンビネーションで、入浴タイムを楽しんでいるようです。美華さんいわく、「個人的にはシャワーは熱め、お湯はぬるめにゆっくりが好きなので、いつもぬるめのシルク風呂にだけずっと浸かっています。」とのこと。次回の “Humans of 入浴” も、お楽しみに!
“Humans of 入浴” は、銭湯の千差万別な楽しみ方に焦点をあて、銭湯通いの極意をいろんな人にインタビューすることで、その魅力を掘り下げてみよう!という、TOKYO SENTOの連載企画です。