今回ご紹介するのは杉並区の「天狗湯」さんです!
最寄りの駅は西荻窪駅で、南口から出て商店街を抜けた閑静な住宅街にあります。
道中オシャレな雑貨屋や飲食店が並びちょっとした町歩きを楽しみながら行けそうな場所でした。
以前大田区の「大正湯」さんをご紹介した時に友達の女優「小園 優」に来てもらい「銭湯×女子」というコンセプトで銭湯レビュー記事を書きましたが今回も女の子が撮りたいがために協力いただきました。
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「天狗湯」さんは戦前からある銭湯ですが、現店主のご家族は最初品川区の銭湯を経営していましたが、そちらが燃えてしまい当時の「天狗湯」のオーナーさんから買い、譲り受けた銭湯ということらしいです。
そして昭和45年に建て替え、現在の形となってから45年目となっており、三代目の店主さんが経営されています。
それでは内部を見て行きましょう。
こちらがフロントと休憩スペースになります。
以前は番台式でしたが15年前にフロント式に変わりました。
男湯脱衣所です。広い脱衣所内にはお馴染みマッサージチェアに血圧計、体重計そして漫画が置いてありました。
そして「大正湯」さんの時もそうでしたがこちらにもとある生き物が…
亀が!
デケー!!
名前をカメの助と言います。容器から逃げ出すようなことはないのでご安心を。
指などは差し出さずに愛でてやってください。
それでは浴場へ。
じゃん!
壁のペンキ絵は丸山さんの作品で潮岬の風景です。
以前はなんとゴルフ場なども描いてもらったことがあるようで、その時のペンキ絵をちょっと見てみたかったなぁとも思いました笑
潮岬を描いてもらったのは特に意味などはなく丸山さんにお任せして描いてもらったようです。
「天狗湯」さんの壁は大きいのでペンキ絵も大きいです!
浴場の仕切りにはタイル絵があり、その横には…
ツボ歩きスペースがあります。表情からわかるようになかなか効きます笑
タイルの業者さんが「あの歩くだけのスペースが勿体ないから」ということで気を利かせて黒玉石を敷き詰めてくれくれたそうです。
そして一番奥の浴槽はミルクバスとなっております。
こちらの浴槽は温度が比較的低くなっているので熱風呂が苦手な人も安心して入ることができますよ!
「天狗湯」さんの浴場でとても目を引くのがこの天井ですね。
通常のよく見かける木の天井だと湿気を含むので重い印象があるのですが、東日本大震災の時に天井が歪んでしまったこともあり、耐震面の補強も考慮しつつ現在のパネルの軽い材質のものに張り替えたそうです。
見た目の印象的にも爽やかですね。
以上が杉並区の「天狗湯」さんの男湯になります。
次回【PART.2】では女湯をレポートします!お楽しみに!
小園 優【Kozono Yu】
【Twitter】@ramouuun
【Ameblo】http://s.ameblo.jp/yu-ramouuun/
三軒茶屋とお酒をこよなく愛する童顔女優。
役者業の他にもモデル、ナレーションもこなす。
好きな食べ物は母親が作るパッサパサの唐揚げ。
お気に入りの銭湯は淡島温泉。
銭湯とデザイン。社会事業会社「Tokyosento Inc.」代表取締役とデザイン会社「DSCL Inc.」取締役を兼任しています。 現在は新しく銭湯を中心としたコミュ二ティの活性化やソーシャルデザイン領域をやっています。
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