前回【PART.1】に引き続き文京区の銭湯「富士見湯」さんをご紹介!
東京ドーム近くの東京メトロ丸の内線「後楽園駅」から白山通りを歩き、横道を少し入ったところで渋い外観そのままに営業されている銭湯です。
【PART.1】では男湯をご紹介しましたが引き続き女湯をご案内します。
それではまずは浴場から。
男湯と同様に浴槽は水風呂、低温風呂、ボディーマッサージ、高温風呂、薬湯となっており、男湯と女湯で左右対称となった作りでした。
左右対称ということで当然入り口横にシャワーもあります。
入浴した日の薬湯は漢方系の薬湯で独特の香りがしました。これは「じっこう」ですね!
僕はこの匂い好きなんですよね、スパイスの効いたカレーの匂いに似てて笑
天井はキレイにペンキが塗られており採光が最高で浴場が淡い明かり具合となり気持ちがいいです。
設備は男湯女湯共に変わりませんが写真上では中央の壁のタイルの色が男湯は青、女湯は赤と色分けがされており、その他のタイルも若干色分けがされていました。
中央の壁のタイルは魚の柄でした。
富士のモザイク絵は中央に描かれているので男湯、女湯どちらからも見ることができます。
続いて脱衣所です。
上に取付けてある扇風機がまた良い渋さを醸し出しています。
富士見湯さんは基本的にエアコンは使いませんので涼む時は扇風機と団扇でどうぞ、というストロングスタイル!
そして池がある縁側、ベビーベッド、そして髪乾燥機に脱衣カゴと「THE 銭湯」具合が見ていて懐かしくなる風景ですね!
立地的に近くの白山通りはオフィスが立ち並びますが、横道を入った富士見湯さんの周りは住宅街となっており、近隣住民の方のお客さんが多いのと、なにより近くに東京大学があるためそちらの若いお客さんも多いようです。
大学の近くにこんなかっこいい銭湯があるなんて…うらやましいですね!
ちなみに後楽園駅周辺には他にも3軒の銭湯があり、銭湯巡りがし易い場所でもありますので、「THE 銭湯」を味わいたい方や銭湯お遍路がしたい方は是非富士見湯を始め、近くの銭湯も廻ってみてはいかがでしょうか!
今回も2回に分けてお送りしてきた銭湯レビューですが、こんなにカッコイイ銭湯が近所にある文京区民の方々がうらやましいですね!
以上、「大江戸の銭湯」富士見湯さんでした!
銭湯とデザイン。社会事業会社「Tokyosento Inc.」代表取締役とデザイン会社「DSCL Inc.」取締役を兼任しています。 現在は新しく銭湯を中心としたコミュ二ティの活性化やソーシャルデザイン領域をやっています。
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