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【香川県 / 仏生山温泉 天平湯】ことでんに乗って出かけよう!心も身体もほっとする、仏生山温泉 天平湯へ

〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙114-5

 

 

こんにちは、ayumiです。

せわしない日常の中に時たまあらわれる「週末ぽっかり2日間空いてるぞ」という嬉しいタイミング。
そんな時は、都内の銭湯巡りもいいけれど、少し遠出をしてみたくなるものです。

 

さてどこへ行こうかと本屋さんでガイドブックの群れと睨めっこした結果。

今回は、香川県に行くことにしました。

 

香川といえばうどん、うどん、うどん、とみなさん思うかもしれません。確かにうどん、最高に美味しかったです。もう一回言います、最高に美味しかったです。でもここでうどん手記を書いても仕方がないので、今回は旅の途中に立ち寄ったすてきな「仏生山温泉 天平湯」について、ご紹介しようと思います。

 


高松から、ことでんに乗って


高松の中心街から、高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」に乗って、行ってきました仏生山温泉。ことでんは行き先で車体の色が違うようで、仏生山までの「琴平線」は黄色いラインがラブリーな素朴な電車です。

ことでん乗車の際にぜひ購入しておきたいのがこちら。「ことでんおんせん乗車入浴券」という、うちわ型の切符。1000円払うと、仏生山までの運賃と、仏生山温泉の入浴料、さらにオリジナルタオルが付いてくるという、とってもコスパの良いセット。日付も入って持ち帰りが可能なので、旅の記念にも嬉しいですね。

仏生山温泉のロゴ、一本湯気の温泉マークが効いてます♨︎

 

高松から20分弱で仏生山駅に到着。町はとてものどかで、江戸時代の商家や町家が点在する門前町です。天平湯までは駅から徒歩12分ほど。ぽかぽか陽気もあいまって、温泉に入る前からなんだか癒されつつ、町を散策がてら目的地の天平湯まで向かいます。


到着!

看板も可愛いです。

それもそのはず、こちらの仏生山温泉、2007年にグッドデザイン賞を受賞されています。設計されたのは、香川県高松市生まれの建築家でもあり、仏生山温泉の番台の肩書きも持つ岡昇平さん。仏生山の町づくりの仕掛人です。

仏生山温泉ができるまでの経緯について、岡さんのとても面白いインタビュー記事も見つけたので、お時間のある方はぜひ読んでみてください。

こちらが天平湯の外観。

グ、グッドデザイン!

青空がエントランスのガラスに映り込んで、なんとも幻想的な雰囲気です。早速中に入ってみます。

グ、グッドデザイン!

エントランスから浴室まで続く長い廊下には、窓際にくつろげる座敷スペースが。

壁沿いには、なんと購入も可能な古本が並んでいます。

「仏生山文庫」と名付けられたこちらのサービス。気に入った本を見つけたら、開放感のある露天風呂で読書にふけることができるんです。お客さんにゆったりくつろいで欲しい、天平湯さんのそんな想いが伝わってきます。

そしてそして。なんだこのかっこいいビジュアルは!

物販コーナーに並んだこちらのポストカード、実はことでんと仏生山温泉の異色のコラボからうまれたプロジェクト。

 

めちゃくちゃかっこいいんです。

引用:http://yutty.jp/archives/kotoden-onsen/

 

ことでんのオンラインショップでも購入可能。

これはポチッとしちゃいますね。


浴室へ続く暖簾にも一本湯気の♨︎ロゴが。

 

はて。温泉に入る前にたっぷり楽しんでしまいました。

それではいざ入湯しましょーう!


こちらが浴室内部。

う、う、うつくし〜!

引用:http://yousakana.jp/busshozan-ice/

 

広いお庭と露天風呂スペースを囲むように建て付けられた脱衣所や洗い場。全体的に敷居の無い印象が強く、写真以上の開放感があります。

周囲の環境も静かなので、ぬるめの露天風呂に浸かって目を閉じれば、それはもう極楽なのであります。

温泉は内湯、露天風呂すべてが源泉かけ流しです。

泉質はこんな感じ。

ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉 (療養泉)

 

旧温泉名での泉質は重曹泉。
つるつるとした肌触りが魅力の美人の湯です。

 

地元の風景にとけ込む洗練された佇まいと、源泉かけ流しの良質な温泉。

入浴後は思わず休憩コーナーでうっとりしてしまうこと請け合いの、とてもすてきな温泉施設なのでした。

 


たのしい、おいしい、うつくしい香川県


温泉でしっかり身を清めたら、ぜひあわせて足を運びたいのがこんぴら参り。香川を代表する神社、金刀比羅宮へのお参りです。象頭山中腹に鎮座するこちらのこんぴらさんにはたくさんの石段があることで有名ですが、その数なんと、1368段!せっかく汗を流したのに!なんてつっこみは野暮なので、ここはぐっと飲み込んで、いざお参りです。

「本堂はあっちやで」とお地蔵さんが教えてくれます。

 

1368段の石段を無事に登りきり、写真を撮るのも忘れてしっかりお参り。

参拝後の腹ごしらえはやっぱりうどん。

それはもう、毎食うどんです。
毎食食べても飽きないのが讃岐うどんの不思議なところ。

 


 

こんぴらさんにもお参りして、美味しいうどんも食べたなら、最後に立ち寄りたいのがJR丸亀駅前に鎮座する、猪熊弦一郎現代美術館。1993年にこの世を去った丸亀市ゆかりの画家、猪熊弦一郎氏の作品を中心に所蔵する、なんともすてきな美術館です。

こんぴらさんからは、今度はことでんではなく、琴平駅からJRに乗って丸亀駅に向かいます。

いのくまさんは、三越の包装紙のデザインでも有名ですね。

高松の香川県庁舎でもいのくまさんの作品に出会えます。

 


 

仏生山温泉をはじめとする香川散策記、いかがでしたでしょうか。

おいしいうどんで胃袋満たし、こんぴら参りとアート巡りでパワーチャージ。
そして仏生山温泉で身も心も癒されたなら、一石三鳥以上の充実した小旅行ができちゃいます。

 

週末のショートトリップにおすすめですよ。

 

 

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ayumi iguchi

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