さてさて、今回は前回の【PART.1】から引き続き世田谷温泉四季の湯さんのレビューです。
男湯と女湯は日替わりで交互に変わり、前回は露天の浴場を紹介させていただきましたが今回は薬湯の浴場を紹介させていただきます。
設備が豊富で魅力的な銭湯、四季の湯さんですが、そのほかの魅力とはなんなのか、はたまた「アットホーム銭湯」とはどういうことなのか…?
今回も設備をご紹介しながらお送りしていきます。
それではまずは脱衣所へ。
こちらも広め。真四角のスペースで使いやすいです。現在給水機が故障中ですが、こちらの自販機には牛乳があるのが嬉しいです。
僕はフットサル後の機会以外だと日曜の夜に利用することが多く、日曜の男湯はこちらの薬湯の浴場になるので露天の浴場よりも馴染みがあります。
それでは浴場へ。
こちらも落ち着いた明かりが特徴的です。
バイブラ湯と座風呂とジェットバスです。僕はサウナ後にゆっくりと浸かることが多いですね。温度はこちらも41〜42度ほど。
夜の遅い時間帯でもお子さん連れのお客さんをよく見ます。
そして手前が薬湯ですね!この日は「黒糖ミネラル風呂」ということで黒湯のような色でしたね!薬湯は日替わりとなります。
そしてサウナ!日曜の夜は1時間半ほどサウナにいます…。
仕事柄夜寝るのが遅くなりがちなのですが、日曜の夜に思いっきりサウナに入り、疲れて体力を消耗させ、すぐに寝て乱れた生活習慣を元に戻す!ということをやっています。
こちらのサウナにも当然…
リモコン完備!
ィヤァオ!!
日曜の夜に「ガキの使いやあらへんで」を見てサウナフィニッシュです…笑
当然水風呂も。体感としては16〜17度くらいですかね…?ちゃんと汗を流してから入りましょう!
…と、今回も2回に分けてお送りさせていただきましたが「世田谷温泉四季の湯」の設備全容はこのようになっております。
【PART.1】でも書きましたが四季の湯さんの客層は幅が広く、常連のおじいちゃんおばあちゃんはもちろんのこと家族連れや外国人の方、中学生、高校生、大学生の方などが利用しています。(最近特に若い子が多い)
初めて四季の湯さんに行ったのは2年ほど前でしたが行った初日からその理由の一端を垣間見ました。
なにせここの店主ご家族、とにかく色々なお客さんとコミュニケーションを取る…!!
しかも若いお客さんともガンガンに…!
銭湯の店主さんが同世代くらいのお客さんとお話しているのは良く見かける光景ですが、ここの店主家族さん達は若い方とも良くお話されています。
今回の撮影取材では2日お付き合いいただいたのですが、店先で話しててもまぁ道行く人とのご挨拶を欠かしません。
当たり前のことかもしれませんが、それでも都内で積極的に交流を持つ方は多くはないので珍しい光景ではあります。
僕も入浴後はお話させていただく機会が多く、疲れた日などでも話すことにより気が楽になり気持ちよく帰って行くことができます笑
四季の湯さんの場所は民家に紛れているので初見だと立地が悪いように感じるところでも、比較的多くのお客さんが入浴していくのには、そういったコミュニケーションから発生する安心感が人を惹きつける要素にもなっているのでしょう。
そんなところが四季の湯さんのキャッチコピーとして、「アットホーム銭湯」と形容するのがふさわしい言葉かと思います。
ここの休憩所でドリンクを飲みながら話すわけです。
店主ご家族です。店主さん(立っているかた)は最初見たとき怖かったですが(笑)皆さん優しいです。写っていないですが娘さんもおります。
この記事を見て初めて行かれる方は「東京銭湯の記事を見ましたよー」などの会話をきっかけにお話されてみてはどうでしょうか。
四季の湯さんは創業66年ほどで、現在の仕様に立て替えてからは15年ほどとなっており綺麗な銭湯さんです。
お風呂だけの魅力ではない銭湯の魅力を是非「世田谷温泉四季の湯」で体験してみてはいかがでしょうか。
四季の湯さん、ありがとうございます!
銭湯とデザイン。社会事業会社「Tokyosento Inc.」代表取締役とデザイン会社「DSCL Inc.」取締役を兼任しています。 現在は新しく銭湯を中心としたコミュ二ティの活性化やソーシャルデザイン領域をやっています。
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