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【群馬県 / 宝川温泉汪泉閣】露天風呂好きなら一度は行きたい!大自然にダイブする混浴露天風呂、宝川温泉汪泉閣PART2

〒379-1721群馬県利根郡みなかみ町藤原1899

こんにちは。今日も気持ち良く♨︎をめぐるみやべえです。

風の気持ちいい露天風呂日和の日が続くいい季節ですねー。

今回は前回の宝川温泉レポートのPART2をお届けします。

前回の記事でも少しご紹介したとおり、日本で一番大きい混浴露天風呂があり、自然も美しい宝川温泉。実は2013年には、ロイター通信で世界トップ10の温泉のひとつとして、日本で唯一選ばれています。

“Top 10 hot springs around the world” Reuter

6. Takaragawa Onsen, Japan

One of the best onsen (hot pools) in Japan is also one of the most scenic. The beautiful riverside setting of Takaragawa Onsen, combined with its healing waters, has secured its place in our top 10.

Two hours from Tokyo, the onsen has four large outdoor baths (three mixed and one women-only), two indoor areas and several baths. The water has a reputation for helping nervous disorders, bad circulation, skin irritation, sore muscles and joints, aches, bruises and fatigue.

Takaragawa Onsen is beautiful in every season, but it’s in autumn when the leaves turn a golden red that the views are truly spectacular.

The Onsen is open year round from 9:00 a.m. to 4:00 p.m. Day visit tickets cost about 1,500 Yen.

Top 10 hot springs around the world | Reuters

ざっくり言うと

(宝川温泉は)日本の最高な温泉のひとつで、最も素敵な景色を持つ温泉のひとつでもあります。温泉のそばの美しい川や、癒し効果のある泉質の良さも含めてトップ10の座を確保しています。

東京から2時間、温泉には4つの大きな露天風呂があり(3つの混浴と1つの女性専用風呂)、2つの男女別の内湯があります。そのお湯は神経痛や、頭痛、肌荒れ、筋肉痛、関節痛、頭痛肩こり、慢性疲労に効果的と評判です。

宝川温泉は、どんな季節でも美しいですが、木の葉が金色や赤に変わる秋の景色は本当に素晴らしい景観です。

温泉は年中無休で朝9時~午後4時まで空いており、日帰りのチケットは1500円です。

というべた褒め感。この記事のおかげか、海外からのお客さんも多いらしく、私が訪れた時も外国人の方をちらほら見かけました。海外の温泉は水着を着て入るプールのようなお風呂の文化が主流なので、男女で入ることは普通なのかもしれませんが、バスタオル一枚で厳かな自然の中じんわりと風呂に入るのはなかなかな異文化体験であろうなぁと思います。


混浴露天風呂 子宝の湯


前回ご紹介した、般若の湯からすぐの橋を渡ったところにある子宝の湯

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引用:http://www.takaragawa.com/

浅いプールさながらの大きさだなーと思った摩訶の湯のなんと2倍、200畳もある日本一大きな混浴露天風呂です。

テルマエロマエのルシウス(阿部寛)がざばーっと出てきたのもこのあたり。

お湯は上の写真の手前あたりは湯温が低かったですが、もともと湯温が高く夏は加水するほどなだけあって、奥の建物の下あたりはじんわり温まるいい温度でした。広いしお湯も柔らかくて最高です。

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引用:http://www.takaragawa.com/

混浴風呂って初めはやっぱりドキドキしますが、宝川の混浴風呂は、混浴の醍醐味である、性別や年齢を超えて同じ種族としてあーきもちーねーと心を解きほぐせるあの非日常な開放感が目の前に広がる自然の雄大さによって倍増されて、ちょっと表情を作るのを忘れるほどの気持ち良さ。

しばらく湯に浸かってぼーーっとたゆまず流れる川を見ていたのですが、ふと横に目をやると湯煙の向こうに同じように目を半分閉じてぼーーっと川を眺めているおじいさまが3人くらいいて、いつか見た、湯に浸かる猿のイメージが重なりました。

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まんま、こんな感じ。

ここでは猿も人間も変わらないようです。


女性専用露天風呂 摩耶の湯


他の混浴温泉よりは敷地も広いしオープンな環境とはいえ、「いやでもやっぱり混浴はまだ無理だわさ」という人は、ちゃんと女性専用の露天風呂があるのでご安心を。この時一緒に行った私の友人(♀)も混浴NG派だったので、そこでのんびり浸かっていました。

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ちょうど般若の湯から子宝の湯へ渡る橋のふもとにある、摩耶の湯

貴重品ロッカーやトイレも完備。

女性専用なのに100畳もある大きな露天風呂で、ものすごく贅沢な感じがします。広いだけあってやはりちょっと温度はぬるめなのですが、脱衣所すぐの屋根の下あたりに源泉口があり、そちらは結構温度が高いので、冬場は源泉口付近であたたまるのがおすすめです。

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引用:http://www.takaragawa.com/
写真手前の方は衝立がないので川を眺めながら入ることもできますが、上の写真右下の石像あたりから手前は結構橋の上からも見えてしまうのでご注意を(笑)こちらもバスタオルを巻いて入れば見えても安心です☆

石像もハートでなんだかかわいい。

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露天を楽しんだら日帰り内湯へ


露天風呂は基本シャワーや体を洗う所はないので、心ゆくまで露天風呂を楽しんだら脱衣所で一度着替えて、館内の内湯へ。

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女湯の内湯はこんな感じ。10人くらいは入れるでしょうか。シャンプーとボディーソープ、ドライヤーも設置してありました。

こじんまりしていますが、昼間は大きい窓から日の光が注いで気持ちのいいお風呂です。ここもかけ流しなのか、常にお湯があふれている状態でした。はぁぁぁぁ、贅沢。


独特すぎる個性が光る宝川温泉庭園


最後に。宝川温泉の特徴として、欠かせないのがその広さと独特な雰囲気です。

まず、宝川温泉の駐車場のすぐ右手に宝川温泉のマップがこちら。

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なんのテーマパークかという広さ。奥の方まで含めると、山一つ分くらいあるのではないでしょうか。日帰りで回る露天風呂付近はほんの一部なんですね。

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迫力のある受付。呼び出しがドラの鐘だったり字体が基本太文字明朝だったり、なかなか迫力のある受付。(実際チケット買う小窓はちっちゃい)

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受付の隣にはいきなりクマが。ここ宝川温泉では、かつて山から迷い込んだ小熊を保護して育てていて、現在も4頭ものくまがいるんです。昔は一緒に露天風呂に入ったりもしていたとのこと。クマとお風呂…これぞ本当の混浴…。

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受付裏手の通路から矢印の示すままに露天風呂まで150mほど歩くのですが、木と石でできた通路の両側には、古ーい農具や骨董品がずらり。さながら秘宝館のような様相になっています。

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私は骨董品に明るくないのであれですが、こういうの好きな人は宝川ならぬ宝の山なんでしょうねぇ。

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清々しいほど統一感のない個性的な骨董セレクションと、味のありすぎる白墨文字と、無駄に一言ずつの看板が乱立してる感じが絶妙に不思議なバランスを保つ世界観。この温泉はテルマエロマエⅡのロケ地だったので、阿部寛さんもいらっしゃっているのでしょうが、どちらかというとどんと来い超常現象がいくらでも起こりそうな印象でした。


宝川に来たら食べたい、ダムカレー


受付と内湯の間にある食堂のメニューにあった、奥四万ダムカレー。

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奇妙な盛り付けですが、一緒に湯に使っていたカレーマニアな友人曰く「これ意外とちゃんと作ってる。うまい。」とのこと。ダムを結界させずにどこまで食べれるかが勝負。昔ながらのお蕎麦屋さんのカレーのような、出汁を感じる日本風のカレーです。近隣にあるもうひとつの温泉地、四万温泉の奥四万ダムをイメージしてるんでしょうね。

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宝川温泉に行ったらぜひためしてみてください。

ではではー。

 

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みやべえ

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