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銭湯、お風呂に関する執筆コラムを掲載。

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〜 Humans of 入浴 〜 Vol.6:RAY AKAIKE at ゆ家和ごころ吉の湯

〒166-0015 東京都杉並区成田東1-14-7

20161108北区稲荷湯

日々銭湯に通う人々は、どんな理由で、どんな想いで、銭湯に行くのだろう?銭湯の魅力って、なんだろう?その答えはきっと、ひとつじゃない。きっとそこには、その人ならではの楽しみ方や、理由がある。 “Humans of 入浴” は、銭湯の千差万別な楽しみ方に焦点をあて、銭湯通いの極意をいろんな人たちにインタビューすることで、その魅力を掘り下げてみよう!という、TOKYO SENTOの連載企画です。


Vol.6:RAY AKAIKE at ゆ家和ごころ吉の湯


今回ご登場頂くのは、シンガーとして活躍中の赤池礼さん、28歳。礼さんが日々利用している銭湯の一つである、杉並区「ゆ家和ごころ吉の湯」に同行させて頂きました。最寄駅は丸の内線、新高円寺駅。近くには善福寺緑地という大きな公園があり、ランニング後に利用する方も多いようです。

駅から少し離れた住宅街の中に佇む「ゆ家和ごころ吉の湯」。大きな露天風呂が自慢で、週末は特に人の出入りが多い人気銭湯のひとつ。

広い湯船に浸かる事が好きな礼さんにとって、「ゆ家和ごころ吉の湯」の魅力は大きな露天風呂。水風呂とサウナもあるので、屋外で温冷浴を嗜む事が可能なハイスペック銭湯。露天に設置している壺風呂では、兄弟店である港区「竹の湯」から運んでいる黒美水温泉を楽しむことができます。

1: 持ち物はこれだけ。青波柄の手ぬぐいがお気に入り。 2: 女性に嬉しい炭酸泉の設備を有する。 3: 銭湯の隣の敷地には公園が。 4: この日は生憎の雨。天気が良い日の湯あがりは、ここでビールをぐびっとやるのが最高!

♨ 礼さんの銭湯極意 ♨


Q:よく行く銭湯は?

小杉湯(高円寺駅)、ゆ家和ごころ吉の湯(新高円寺駅)、清水湯 (武蔵小山駅)、湯の楽代田橋(代田橋駅)

Q:銭湯に行く時間は?

夕方早い時間16:00〜 or 夜遅い時間24:00〜

Q:お風呂上りに飲むなら?

ビール!!

Q:銭湯に持って行くものを教えてください。

髪がとても長いので、ヘアゴム二本と手ぬぐいのみ。手ぬぐいは夏なんて首にかけて歩いてるうちにすぐに乾くし最高の友達です。

Q:「私だけのこだわり入浴術」はありますか?

温冷浴は時間がある時は必ずやります。水風呂からの一番熱いお風呂×7回きっちりやります。水風呂は手足だけから、7回目の最後には全身浸かっています。胸がスーッとして、頭が少しスッキリします。

Q:銭湯とあなたの出会いは?

これこそが出会い!みたいなエピソードは思い出せないくらい、私にとって銭湯は幼い頃から身近なものでした。現在も温泉や銭湯は好きで、どこかに行くたびにお風呂はないかと探しています。仕事で地方に行く時は必ず近くの温泉や銭湯をチェックするし、仕事の空いた時間などには近場にある銭湯へ行き息抜きをしています。制作の合間の気分転換、レコーディングスタジオの近くの銭湯にはみんなで休憩がてら行ったり、どんな場面でも割と近くに選択肢として銭湯があります。心身のリフレッシュのため、奈良の山寺によく出向くのですが、そこにはお風呂が無いので必ず近くの銭湯に行きます。田舎の山奥なので、誰もいない広い広い浴場、露天風呂では季節ごとに違う空を眺めて歌をうたっています。

Q:あなたと銭湯にまつわるお話を聞かせてください。

昔、大好きだった人が住んでいる街にとても良い銭湯がありました。生活時間が違うので、私が銭湯に行って彼の帰る時間まで湯船に浸かり、銭湯を出たところで待ち合わせ、彼の家に帰るという幸せな時間もありました。夏の暑い気だるい休日に、冷房があまり効かない部屋で朝寝坊をして、夕方まだ明るい時間から銭湯へ二人で行ってビールを飲む、なんでもない日が愛おしかったです。今でも銭湯と言えば彼と出かける幸福だった自分を思い出します。もともと銭湯は好きなんですけど、「誰かと一緒」に銭湯に行ける喜びを知ってしまったので、少し切ない場所になってしまったりもしますね。

Q:あなたにとってズバリ、銭湯の魅力とは?

水の音を聴き、湯気に包まれ、その日の疲れや自分の穢れを全て丸ごと洗い流してくれる大きな安心のお風呂が私は大好きです。色んな人の色んな想いも、あの湯気が、あのお湯が、”良いんだよ〜” ”お疲れさま〜” ”大丈夫だよ〜” と日々癒してくれています。風呂上がりのビールも一花添えて。銭湯の存在に感謝です!


音楽を作り、歌を届ける事をお仕事にされている礼さんにとって、心身のコンディションを保つのはとても大切なこと。自身の生活リズムに合わせて上手に銭湯を利用されているなぁ、と感じました。ちょっと切ないエピソードも聞かせていただきましたが、銭湯の匂いや音が過去の愛しい記憶と共に礼さんの心の中に大切な思い出として残っているのですね。いつもは一人で行っている銭湯、たまにはあの人を誘ってみるのも、良いかもしれませんね。


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