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東京に銭湯は600軒以上あり、あなたの街にもあります。
知らない銭湯。行ったことがない銭湯。行ってみたい銭湯。
そんな銭湯を、銭湯好きの記者達が実際に取材し紹介していきます。

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【足立区 / 北千住駅】東京のキングオブ銭湯、北千住の大黒湯!【女湯】

〒120-0033 東京都足立区千住寿町32-6

さてさて、前回大黒湯さんの【男湯編】をまとめましたが今回は【女湯編】です。
てか【男湯編】から若干日が空いてしまいましたね…申し訳ないです!
大黒湯さんは前回まとめた通り「広い」「設備が揃ってる」「バランスが良い」などと生意気な口を叩きましたが(すみません!)、それは女湯も一緒でした。
そしてよく見ると大黒湯さんの各所に散らばる小ネタ(?)…。みなさん知ってます?銭湯芸術家なる方がいることを…。

まだまだお伝えしたいことが多い大黒湯さん。引き続き順々に紹介させて頂きます。

まずは脱衣所です。

足立区大黒湯20150417

当然のごとく普段は女湯には入れないのでいつも設備差を見るのが面白いのですが、大黒湯さんも女湯ならではの気遣い設備があります。

足立区大黒湯20150417

髪乾燥機!皆さん使ったことあります?

足立区大黒湯20150417

こちらはベビーベッド。そして体重計と身長計。

足立区大黒湯20150417

畳ベンチには女性誌など。

そして浴場です。

足立区大黒湯20150417

 

こちらもキレイで入り口隣にはサウナがありますね。

そして女湯にも…

足立区大黒湯20150417

露天風呂!男湯より若干小さめです。

そして男湯の富士の絵に対して女湯は

足立区大黒湯20150417

赤富士です。

このコントラストは気が利いてますね。女性カラーの赤とも掛かってますし対比の演出が考えられています。

足立区大黒湯20150417

そしてこちらにもタイル絵。

足立区大黒湯20150417

浴場入り口からの全景はこんな感じ。湯船も広くキレイです。
脱衣所から浴場にかけて女性らしい演出、設備が置いてあり、男湯よりはサイズダウンしますが露天風呂などがあり、基本的には男女どちらも同じ仕様の入浴スタイルを楽しめます。

大黒湯さんの何が凄いって、東京の銭湯らしさが全て詰まっている点ですね。
入り口の唐破風の屋根で既にかっこいいですし中に入っても休憩所が広い。座敷があれば奥の池では鯉が泳いでいる。
浴場も広く湯船の種類も基本的なものは揃っており、サウナ、露天、富士の絵など一般的に連想する銭湯の設備のオンパレード!
トラディショナルな部分が残りつつも、古さゆえに現代では嫌われそうな設備は程よく取り除かれており、誰が行っても抵抗なくいわゆる「銭湯」を楽しめることでしょう。
東京都外から来るお客さんや、海外からのお客さんが東京に滞在する時、東京の「銭湯」を楽しみたいのであればまず足立区の大黒湯さんに行ってみてはどうでしょうか。
大黒湯さんをきっかけに更に多くの銭湯が行きたくなることでしょう!

そして大黒湯さんにはさらなる仕掛けが…

なんかねぇ…変なオブジェがいたるところにあるのですよ…まずは…

足立区大黒湯20150417

銭湯バーナナ犬(セントバーナド犬)

とか

足立区大黒湯20150417

弓射る(=ゆいる=湯入る)

とか

足立区大黒湯20150417

わ板(=わいた=沸いた)と ぬ板(=ぬいた=抜いた)

とか…

ギャ、ギャグ…!?

(ディスってるわけではなくツッコミとしてはこれが正しいはず…)

こちら全て銭湯芸術家のウエハラヨシハルさんの作品とのこと。サイトなどは見つからず…残念。
足立区大黒湯20150417

(あ、煙突にもなんかいるな…あれも作品…!?)

そんなわけで2記事に分けてお送りした東京のハイブリッド銭湯大黒湯さん。
東京の方のみならず都外、海外からも来て、見て、堪能してほしい銭湯でした!

あ、あと屋根の上にミニ恵比寿天がいましたよ〜

足立区大黒湯20150417

AUTHOR

日野 祥太郎

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