どうもヒノです。僕は事務所が三軒茶屋にあるので電車を乗る時は田園都市線から直通で半蔵門線に乗ることが多いのですが、押上以降の久喜行きなどに乗ると北千住まで1本で行けることが分かりました。最近外回りが多くその度に半蔵門線の利便性の良さに驚かされております。
半蔵門線万歳!
…ということでまたまたやってまいりました北千住。以前タカラ湯さんを取材させて頂き、周りにまだ銭湯がたくさんあるのでこの周辺はちょこちょこ来ることが多くなりそうです。
そして今回はなんといっても大黒湯さん。タイトルの煽りは誇張ではございません!忙しい営業前にお邪魔して写真を撮らせて頂きました…!ありがとうございます!
場所はタカラ湯さんよりも北千住駅寄りでして徒歩13〜14分ほどだったでしょうか。
タカラ湯と同じエリアなので行く方向は同じですが、ちょっと商店街を見せつつ行きたいので横道を入っていきました。
まずはいつもの通りきたろーどを歩いていくのですが、今回は通り右のガスト横の「宿場町通り」を入っていきます。
商店街が多く立ち並び飲み屋も多いです。
左手のMINISTOPを曲がってまっすぐ進みます。
店が多い!銭湯上がりの飲み屋は欠くことは無いようです。あと画像にある「石黒のあめ」さん、最近北千住に行くと買って帰るのが習慣化しております。おいしいですよ〜飴。
そんな通りを歩いて最後に大通りを渡って〜
そのまま歩いていくと右手側に〜
どーーーーーーーーん!大黒湯!
大きいです!渋いです!正面の唐破風格好良すぎます!流石東京のキングオブ銭湯!
いきなり外観の格好良さにやられつつ今回は貴重な内部写真も撮らせていただきました。本当にありがとうございます!
それでは早速内観も見ていきましょう。まずは休憩所です。
広い!
座敷もあります。入り口近くにはマッサージ機が2機あります。
そして座敷の奥には…
鯉の池!1匹黒くて太い、大きな鯉がいました。
さあどんどんいきましょう。続いては男湯の脱衣所です。
こちらも広いです。
扇風機、テレビ、給水機、昔ながらのマッサージ機など一通り揃っています。
テレビ前の畳ベンチの下には各種雑誌、漫画などが置かれています。
続いて浴場へ。
いやー広い…。
この日は曇っていたので若干暗かったのですが、晴れていれば上の窓から光が差し込むので更に気持ちいい入浴ができます。
湯船はジェット浴と隣がバイブラ湯、そして隣の普通の湯船ですが…
ここも広い…。
意外と横幅が3m以上あるスペースって見かけないんですよね。人が大勢入れるのでちょっと大人数で来てもさほど周りに迷惑をかけずに入れそうな広さです。
サウナも完備。ということで水風呂もございます。さらに…
露天風呂もあります!
横には1つだけカランがありまして、夏場はずっと外で入浴を楽しめそうですね。
そして装飾…
見事な富士の絵に、カラン上の壁にもタイル絵が。
すごい…とにかく設備も豊富でトラディショナルな趣もあります。
サウナや露天風呂は時代に合わせての改築だとは思うのですが手入れが行き届いているのでそこまで古さを感じさせません。
銭湯に行かれる人ってそれぞれ銭湯にあってほしいもの、置いといてほしいもの、これがなきゃ銭湯じゃない!というような要望があると思うのですが、大黒湯さんはそれが全て揃っているような気がします。
今回は女湯も撮影してまして、写真枚数を節約しながら大黒湯さんの情報をお届けしようと思いましたが……やめました!
記事、分けます!
見せるべき写真が多すぎて1記事では納まんないっす笑
他にもお知らせしたいちょっとしたネタが大黒湯さんには数多くあったりしまして…。
なんというか色々な面でハイブリッドな銭湯です。
というわけで【女湯編】を次回にまとめます。
今回は男湯のみの記事となりましたが脱衣所から始まる設備の多さと広さ、そしてその配置のバランスがとても気が効いていてすごいです。
そしてそれは女湯も一緒でした。それでは次回【女湯編】に続きます。
銭湯とデザイン。社会事業会社「Tokyosento Inc.」代表取締役とデザイン会社「DSCL Inc.」取締役を兼任しています。 現在は新しく銭湯を中心としたコミュ二ティの活性化やソーシャルデザイン領域をやっています。
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