今日は銭湯ファンの皆さまが気になっているであろう銭湯の、現在の状況をご紹介!
一時閉店以降、改装のためリニューアル工事をしていた荒川区の「梅の湯」ですが最近ようやく全容が見えて来ました。
「梅の湯」の番頭と言えば川口の「喜楽湯」のオーナーであり、「銭湯王子」こと栗田氏。
今回は栗田氏の案内でオープン前の「梅の湯」に一足お先にお邪魔して来ました!すごいぞ「梅の湯」!
♨ 「梅の湯」の入口の看板や暖簾
場所は荒川区の田端駅近く。
小さな商店街を抜けていくと、まだ路面に工事車両、作業車両が停まっていましたが外観はもう既に出来上がっている「梅の湯」が見えて来ました。
まずは入口です。最近取り付けられた看板類に加えて暖簾も届いてました!
建物に看板、暖簾デザインが加わるといよいよオープンが近づいているように感じますね。
デザインは名前に由来した「梅」モチーフのデザインになっています。
内部に早く潜入したいところですが、「梅の湯」は入浴施設以外も色々ありますのでゆっくりご紹介していきます。
入口の横にはコインランドリー。
洗濯機に乾燥機、最大17kgまで洗える大型の洗濯機など各種取り揃えられています。
そしてコインランドリーの更に隣には調理カウンタースペースが!
こちらでは栗田氏のお母さまが焼き鳥を提供してくれます。風呂上がりに施設内のカウンターで焼き鳥とビール…最高や。
コインランドリーと焼き鳥は改装前からありましたが、現代に合わせて一新され、より利用しやすくなりました。
♨ 「梅の湯」といえば、【アレ】はどうなった??
お待たせしました!
それでは浴場を見に行きましょう!まず暖簾を潜ると下駄箱。
そして正面にエレベーターがあります。
入口までの段差は階段と別に坂のスロープがあり、入口からフロアの段差は低く、2階へ上がる階段にも手すりがありバリアフリー設計になっていました。
そして2階へ上がると広々としたフロントが!
「梅の湯」といえば天井のカルタ絵が代名詞としてありましたが、それは壁の飾りとして再利用されていました。
絵柄は他にも残っており、差し換えて違う絵柄にすることも可能なようです!
♨ 「梅の湯」の浴場…なんと今話題の【アレ】のお風呂!
それでは浴場の様子もご紹介します。
さすがリニューアル銭湯!当然のごとく奇麗です…!カランのシャワーヘッドはまだビニールが被ってある状態です。
浴槽には既に水が張られていました!手前が水風呂で、その隣の大きな浴槽は話題の水素水風呂!
浴場は広く、まだまだ各種浴槽があります。
そして奥の窓に目をやると更なるスペースが…。
ええ、露天風呂もあります…。天井には明り取り、換気のための抜けが。こちらは浴槽が大きく2種類ありますね。
実物は開店後に実際に入浴してご確認ください!
♨ 「梅の湯」の詳しい開店時期は。
…といった具合で「梅の湯」の現在の状況をご紹介しました。
今回設備状況をだいぶ大まかにご紹介しましたが、開店したら皆さまには実際に入浴して頂き、「梅の湯」の更なるディティールをお楽しみください!
詳しい開店時期はまた「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」でもお知らせしたいと思います!
リニューアル後の「本当の一番風呂」を味わえるのはもうすぐ!
4月から栗田氏が業界へ引き込み僕ら「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」も川口の地で「喜楽湯」経営をし始めるという同業者になり、日々勉強させてもらっていますが、今後はこの「梅の湯」にて栗田氏の挑戦が始まります。
工期の遅れなど、栗田氏自身色々と悩んでいた姿は見ていたので、開店の目処が立ったことは僕らとしても嬉しい限りです。
というわけで、荒川の「梅の湯」、間も無く開店です!
銭湯とデザイン。社会事業会社「Tokyosento Inc.」代表取締役とデザイン会社「DSCL Inc.」取締役を兼任しています。 現在は新しく銭湯を中心としたコミュ二ティの活性化やソーシャルデザイン領域をやっています。
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