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東京銭湯からのお知らせ

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「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」からのお知らせ

みなさん、こんにちは。東京銭湯編集部です。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として発令された緊急事態宣言も解除され、徐々に日常を取り戻しつつある昨今。
コロナ前とまったく同じとはいかないものの、みなさんの生活にもすこしずつ銭湯をたのしむ時間が戻ってきているのではないでしょうか。

この度、Webメディア「東京銭湯 – TOKYOSENTO -」は現状のメディアとしての運営をいったん休止することとなりました。あわせて、編集長の木村が退任することになりましたので、読者の皆さまにお知らせいたします。

 

編集長・木村衣里よりのご挨拶

みなさんこんにちは。編集長の木村です。

Webメディア「東京銭湯 – TOKYOSENTO -」が次のフェーズに向かうタイミングで、編集長を退任することになりました。

2018年の7月から編集長に就任し、「みんなが銭湯に行きたくなるようなメディア」を目指して運営を続けてきました。

もともと、私が就任する前の「東京銭湯 – TOKYOSENTO -」には、メディアの運営や編集を経験した人がいない状態でした。
それでも、「銭湯好き」な人たちの熱量に代えられるものなどなく、デザインの力も相まってすでに独自の立ち位置を築いていたと思います。

編集長就任のタイミングで書いた記事は、予想以上に多くの方々に読んでいただき、さまざまな反響がありました。
記事をきっかけに多くのライターさんが応募してくれただけでなく、イベントへの登壇や取材などのお声がけも増え、自分たちのメディアで発信するだけでは接点のなかったはずの方々にも、銭湯のお話をさせてもらうことができたと思います。

“銭湯”を架け橋に斬新なコンテンツを生み続けるウェブメディア「東京銭湯-TOKYO SENTO-」に直撃
https://www.wwdjapan.com/articles/674308

若者は銭湯を求めている!? 『東京銭湯』編集長が教える、銭湯入門4ステップ
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/lifestyle/entry/2019/019413.html

11月26日(イイフロの日)にホッとする、私たちの銭湯の楽しみ方
https://www.lumine.ne.jp/classroom/report/038/

働く女子のための「 #お湯の処方箋 」――推し温泉・推し銭湯を授けるトークイベント
https://note.com/oyuevent/n/nfb7ced6d473d

 

これらの活動を通して、一人でも多くの方に銭湯の魅力やたのしみ方をお伝えできていたら、これほどうれしいことはありません。
もともとは、私自身もただの銭湯好きの一人です。
「銭湯メディアの編集長」という立場ではなくなりますが、イチ銭湯好きとして、これからも変わらず各地の銭湯に足を運べたらと思っています。

最後になりますが、今まで「東京銭湯 – TOKYOSENTO – 」を支えてくださった読者の皆さま、参加ライターの方々に心からお礼申し上げます。
これからも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

 

編集長・木村が選ぶ思い出の記事3本


【喜楽湯】番頭・中西可奈に聞く「銭湯で働くということ」
https://tokyosento.com/column/25577/

喜楽湯で番頭として働く、中西可奈さんにインタビューした記事です。
ここ数年で、「銭湯で働きたい・銭湯に関わりたい」と口にする10代〜20代の若者がとても増えた印象です。
実際に銭湯で働く彼女がどんな思いで番頭に立っているのか、「銭湯で働く」とはどういうことか、より現実的な「仕事としての銭湯」を捉えるため、いくつかのインタビューをシリーズ的に行いました。
可奈ちゃんの銭湯愛と、彼女のいる喜楽湯の素晴らしさが、記事を読んだ人に伝わるといいなと思います。(木村)

 

【レポート】『ひかり温泉』再開記念イベント「復興の三重奏」
https://tokyosento.com/column/27183/

台風被害を受け、一時営業を休止していた「ひかり温泉」さんの営業再開を記念した復興コンサートのレポート記事です。
2018年9月に発生した台風21号によって、甚大な被害を被った大阪をはじめとした関西の銭湯。その支援策として、東京銭湯ではクラウドファンディングを行いました。そしてコンサートが開催されたこの日は、店主の宮田さんに支援金をお渡しできた日でもあります。

災害支援に関する活動には、さまざまな意見があって当然です。それでも、宮田さんの笑顔や常連の方々の喜びの声を耳にして、すこしでもお力になれたのなら、やってよかったなと思えました。(木村)

 

風呂好きが沸いた「湯沸かし市」の仕掛け人、“SENTO FOREVER”って?
https://tokyosento.com/column/29011/

銭湯界隈を沸かしまくっている『湯沸かし市』の仕掛け人、「SENTOFOREVER」のインタビュー記事です。
学生時代から活動をスタートし、手掛けるイベントはどんどん話題になっていくものの、これまで彼女たちの素顔が表に出ることは多くありませんでした。おそらくこの記事が初めてのインタビュー!やったね!!

気負わず、背負わず、「好き」を形にし続けてきた彼女たちだからこそ、多くの人を惹きつけるのだなーと思います。撮影を手がけてくれたスーパー銭湯さしすせそも、次世代を担う存在です。軽やかにステップアップを続ける彼女たちを、今後も応援していきます!(木村)

 

株式会社東京銭湯代表・日野祥太郎よりご挨拶

メディア「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」(以下「東京銭湯」)の一連の活動は2015年4月から始まり、今年で5年が経ちました。
「東京銭湯」は当初から若年層の銭湯ファンコミュニティによって運営されてきました。
もちろん僕もただの銭湯ファンであり、仕事の打ち合わせ後はお客様の会社に近い銭湯を探しては入浴して帰るなどして銭湯を楽しんでいました。

銭湯のメディア「東京銭湯」をやろうと思ったのは、当時住んでいた三茶エリアで行きつけの「ときわ湯」が廃業したことがきっかけになっています。

その時から、「地域のコミュニティ」と呼ばれてきた銭湯にはさまざまな課題があること、そしてそれらを解決するには若い世代にももっと銭湯に興味を持ってもらうことが大切だと考えるようになりました。

そして、「銭湯って面白いところがあるよ! 銭湯ってこんないい面があるよ! 若者も銭湯に行こうよ!」と呼びかけるため、銭湯メディアをスタートさせるに至ります。

※立ち上げの経緯については、こちらのnoteに詳しく書いているので、もしよければ読んでみてください!
僕が「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」を始めた理由【前半】
https://note.com/shotaro_hino/n/n0a7f9b70fdec

メディア「東京銭湯」を通して多くの銭湯オーナーさまと知り合う事ができ、当時は今ほど多くなかった若い銭湯ファンの友だちがたくさんでき、メディアを通してみんなで銭湯の面白さ、楽しさ、素晴らしさを発信してきました。

メンバーのみんなと遊ぶように銭湯に通い、銭湯の記事を書き、いろいろな企画を展開してきました。
今でこそ銭湯に行く若者がたくさんいますが、当時は若者が行くにはまだまだマニアックな趣味に見られていたので、銭湯の取り巻く環境が昔から比べるだいぶ変わったなと実感しています。

そして「東京銭湯」以外でも銭湯好きのコミュニティは広がり、さまざまな銭湯企画や銭湯カルチャーが競うように生まれるようになりました。

銭湯の情報もテレビや雑誌で頻繁に紹介され、銭湯オーナーも代変わりによる若返りや、外部からの新規参入により、メディアに出て銭湯を紹介できる方も増えました。

メディア「東京銭湯」のタグライン「WE WILL ALWAYS PROVIDE YOU NEW SENTO.」(私たちは銭湯を新しくしていきます)はある程度達成され、メディアという形としては役目を終えてきたかな、と去年頃から考えるようになり、今回、現状のメディアとしての運営は一時停止させていただくことにいたしました。

とはいえ、サイトがなくなるわけではありませんし、メンバーみんなが書いてくれた約1000本の記事はそのまま残ります。そして以後の配信がまったく止まるわけではなく、銭湯グッズの販売など各種お知らせは、今後も記事の配信やSNSなどで告知をしていきます。

さらにはメディアという形ではなく、また次の時代に合った形のサイトにリニューアルすることも考えています。

これまで協力いただいた銭湯業界の方々、業界の先輩方、そしてこれまで一緒に活動してきてくれたメンバーの皆さま、何よりメディア「東京銭湯」を楽しんで記事を読んでくれた読者の皆さま。今まで本当にありがとうございました!

メディア「東京銭湯」はしばしの休止期間に入りますが、これからも変わらずお付き合いのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

代表・日野が選ぶ思い出の記事3本

【足立区 / 北千住駅】東京のキングオブ銭湯、北千住の大黒湯!【男湯】
https://tokyosento.com/review/585/

メディアを初めて1年目、メディア運営など何もわからない初期の頃に書いた記事です。
この頃はただ銭湯が好きなだけで、オーナーさんは誰かも知らないし、取材の申し込み方もわからないし、何を紹介するべきかもわからない状態で手探りで記事を書いていました。
どの銭湯オーナーさんも「ウェブメディア」なんてわからない状況の中、真摯に対応いただき、優しく取材を受けていただきました。
初期記事は駅からの行き方や、周辺の街にどんな場所があるかもよく書いていた気がします。(日野)

 

「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」が2017年グッドデザイン賞を受賞!
https://tokyosento.com/press/15953/

グッドデザイン賞の「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」で賞を取った時の報告記事です。
日頃から、さまざまな分野とコラボレーションすることを意識した露出や銭湯のPRをしていたので、グッドデザイン賞の受賞によってデザインという分野に明確にアプローチできたのだと確信することができました。
「銭湯」が日本社会において「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」の分野でデザイン的な側面からも認められた瞬間は、とてもうれしかったことを思い出します。(日野)

おまけ
イタリアで行われる世界最大級の国際デザインコンペ『A’Design Award(エーダッシュデザインアワード)2019』のソーシャルデザイン部門でシルバーを受賞したことは、海外でも活動が認められた瞬間でした。
ソーシャルデザイン部門は海外のほうが活発なので、そこに日本の「銭湯」が食い込むことで、海外でも知ってもらえる機会になったと思います。(日野)

 

【埼玉県 / 川口駅】三代目は弱冠31歳!同年代で銭湯を一緒に考えたい、「喜楽湯」【PART.1】
https://tokyosento.com/review/2622/

喜楽湯の運営をすることになる、運命の出会いとなった取材記事です。
荒川区『梅の湯』のオーナーでもある栗田くんは、当時僕と同い年の31歳! 「業界にこんな若い人がいるんだ」と、とても驚きました。
初めて会った日に「日野君、喜楽湯やってみない?」と言えてしまう、栗田くんの大胆さと器の大きさを感じる出来事でした。
こうして「東京銭湯 – TOKYO SENTO -」やってこれたのも、栗田くんのおかげです。(日野)

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