こんにちわ、銭湯大好き母ちゃんの ナツコ です。
なんだか涼しい日が続き、あったか~いお湯に浸かるのも気持ちいい時期がきた感じですね。
まだ暑さがぶり返しそうですが、どんな時期でもお風呂はいいものです。
さて今回は大田区の中でも 正統派 と呼ばれる、歴史も長い 「秀の湯」 さんに行ってきました。
秀の湯さんは JR蒲田駅 からは徒歩18分、東急多摩川線矢口渡駅 からは13分、京急雑色駅 からは徒歩16分という
感じで、本当にご近所の方々がほとんどのような、 地元型の銭湯 です。
住宅街の中にあるので、すぐに銭湯だということが分かります。
ちなみにこの銭湯の横には中華料理屋の「中野屋」さんがありますよ。
ユーリンチーがお気に入りです、はい。
私の秀の湯さんの好きなポイントは、もっと空が暗くなると、天井近くの窓が
本当に綺麗な青色になるところです。
上の写真でも青くなっているのがわかると思いますが、夜になるとさらに深みをまして
そこを通る人を誘ってくるような、良い色出してくるんですよ~、ほれぼれします。
門構えはこんな感じです!コインランドリーもあります。
のれんも良い感じです。秀の湯 という字も力強いですね~!
下駄箱はこんな感じです。
男湯 と 女湯 が下駄箱で別れるタイプです。
中に入ると真ん中に 番台 があり、そこでお金を払います。
さらに、萌えポイントとしては、ちらっと写真の奥に見えている木製の扉。
なんと木製の 自動扉 なんです!
めちゃくちゃ レトロな雰囲気 をかもし出しているくせに、 ハイテク な感じでたまらないポイントでした。
しかも開き方もちょっとぎこちなくて、そこも若手の自動ドアって感じではなく、
おじいちゃん自動ドア
て感じで、キュンポイントです。
下足札も 木製 です。
息子達はこれも取り合い!このタイプは子供達でも簡単に取れるので
いつ来ても
「僕やるー!!」
と札をとってくれます。
さてさて、脱衣所ですが、
なんといっても天井が高い!
そんでもって、伝統ある作りになっているので味わい深い!
床もツルツルに磨かれた板張りで気持ちいい!
古くからある銭湯ですが、かなり状態もよく、管理状態もいいですし、清潔だし、でも伝統ある形も多く残されていて
銭湯好きにはたまらないです。
秀の湯の歴史は長いそうです。今の番台のご夫婦がこの「秀の湯」を買い取ったのが 40年前 。
それ以前からこの秀の湯は運営されており、昔から通っていた人の話では周りが田んぼだらけで畦道あるいて銭湯通いしてたと言っていたので、そんな時代から続いている銭湯です。
メンテナンスもきちんとされてて、大事にされているというのが建物の雰囲気からも伝わります。
番台のおばあちゃんは 「ちゃーんといい材使って作られてるから、持ちがいいのよ」 と教えてくれました。
では浴室はというと、こんな感じです。
めちゃくちゃ シンプル です。
浴槽も3種類だけで、サウナなどもありませんが、一つ一つが広々としていて、
黒湯もまっくろ、お湯もまろやか。
井戸 からひいてある水を 薪 で炊いているので、体も芯からあったまります。
壁は鮮やかな ペンキ絵 です!これもまた迫力があり、息子は男風呂には
「富士山があるんだよー!」
といつも教えてくれます。
さらにこの銭湯には、テレビ とかがなくてですね、脱衣所では BGM のみ流れています。
しかも時間で番台の人が変わるため、DJが変わると曲調も変わります。
おじいちゃんのときは、クラッシック 、おばあちゃんになると 演歌 、お姉さんのときは ボサノバ
てな感じで、フロアをも沸かせてくれます。
本当にここの銭湯が好きで、長男の1歳銭湯デビューもこの銭湯でした。
かれこれ3年くらい通っているので、息子達もおじいちゃん、おばあちゃんとも仲良し。
おっきくなったね~と可愛がってくれたり、時には走ったらあかんよーと注意してくれたり。
息子も父ちゃんと2人で行ってきた帰りには
「今日はおじいちゃんだった!」などと教えてくれます。
ご近所の方も多いので、番台からおしゃべりが聞こえてきたり、
みんな帰るときには「おやすみなさい~」と挨拶をして帰っていく風景をみて、
本当に心もホクホクします。
息子達にもこの風景が、日本のいいところなんだよ~っていうのが伝わっていればいいなと思います。
帰り際、余韻に浸る次男(笑)
この後、家族4人で手を繋いで帰る時が私の至福の時間です。
息子達の銭湯の感想など聞きながら。
ぜひ、ご家族ででも銭湯に行ってみて下さい。
きっと子供達はいつもと違うお風呂に喜ぶはずですし、お父さん、お母さんの
疲れを癒してくれてますよー!
男児2人の銭湯好きママです。
WEBSITE子供と楽しむ銭湯ライフについて書いてます。
ふろ無し物件の企画も行っています。