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女子だって銭湯に行くんだよ!女子はお風呂が好きだしね!
そんな女子の女子による女子のための「銭湯女子部」。

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銭湯ソムリエへの道 in 仕事帰りの小さな贅沢!『湊湯』【中央区 / 八丁堀駅】

〒104-0043 東京都中央区湊1-6-2

毎日、蒸し暑くまさに銭湯日和ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?ヤマモトです。

本日は暑~い夏でもスーツで頑張る方々にぴったりな、オフィス街に佇む高級感のある銭湯をご紹介いたします。「高級感」といえども、銭湯料金460円で楽しめちゃいますよ!お得感のあるスタイリッシュ銭湯、中央区八丁堀駅が最寄りの『湊湯』にお邪魔させていただきます!

 

♨ここはホテル……!?非日常感を演出する空間

玄関をくぐると、いわゆる昔ながらの木製の下足札を抜き取るタイプの下駄箱が。

これ、なんかほっとしませんか?  プラスチック製の下足札とか鍵タイプのも最近は多いですけれど、やはり銭湯といえばこれでしょう!……なんて考えながらいそいそと靴を下駄箱に。

と、ほっとしていたのも束の間。下駄箱のほっこり感とは対照的なスタイリッシュなフロントとご対面!

壁掛けテレビにお洒落な暖簾。家電もぬかりなくスタイリッシュ!これは確実にほっこりしている場合ではなかった。フロントに座っていらっしゃるご店主もイケメンだし、ちょっと緊張してきました。さらに暖簾をくぐると……。

幻想的な一面の光と泡の世界に。今日一日の仕事での出来事は忘れ、非日常の世界へと誘われてゆきます……。

 

♨充実のお風呂!シルク風呂に包まれて、ますます贅沢気分。

お風呂は週替わりで男女の浴室が入れ替わるため、2倍の楽しみが。

まずご紹介するのは、暖かみのある木目調の大浴場。こちらのお風呂の目玉は中心にある「ジャグジー風呂」です。

誰もいなくなった隙を狙って、高めに囲われた円形の湯船にひとり身体を沈めるのは最高の贅沢!

強めのジャグジーが気持ち良く、マッサージ効果のあるお風呂です。さらにジャグジーの裏には電気風呂。こちらの大浴場だけの特権ですよ~。

さて、次にご紹介するのはモダンな黒石タイプの大浴場。これまた随分と雰囲気が変わりますね!

浴場ごとにテーマが分かれている銭湯といえば、以前お邪魔した中目黒『光明泉』を思い出します。どちらも入ってみたいという想いから、何度も足を運びたくなる楽しさがありますよね。

こちらの大浴場での楽しみは、なんと言っても「シルク風呂」

白いお湯の正体は超微細気泡。肌の上でミクロン泡がはね、血行を良くする作用があります。お家では入れない贅沢な美容風呂、女性に特に人気なのだそう。

どちらの大浴場も熱湯、ジェットバス、水風呂完備。決して広~い浴場というわけではないのですが、工夫された浴槽の位置と天井の高さで、開放感を感じることのできる空間が作りあげられています。

タイルの素材や配色など、見渡すと細部までかなりのこだわりが見受けられます。

計算しつくされた極楽空間に感動しつつ、ひとときの間、現実を忘れ、心満たれるまで入浴させていただきました!

 

♨サウナも2種類。どちらがお好み?

浴場だけでなく、サウナも2種類楽しめるのが贅沢銭湯『湊湯』。どちらもテレビ付き!木目調の浴場にて利用できるのは、遠赤外線を利用した「コンフォートサウナ」

黒石タイプの大浴場にあるのは、少し珍しい「ロッキーサウナ」

サウナの本場フィンランドのサウナを追求し、熱した石に水滴を落とし蒸気を発生させます。先程の「コンフォートサウナ」がやや高温で低湿度なのに対し、「ロッキーサウナ」はやや低温で高湿度。是非、どちらも試してお好みを見つけてくださいね!

 

♨「わざわざ行きたい」と思わせる銭湯

いわゆる銭湯の番頭、といえば貫禄あるおじいちゃんのイメージですが、『湊湯』のイケメンオーナー・岡村周明さんは現在37歳。

以前は洋服関係のお仕事をしていましたが、11年程前に品川区『天神湯』に勤めるようになり、平成22年の『湊湯』リニューアルのタイミングでオーナーに。(現在『天神湯』は岡村さんの弟さんが経営されています。)

『湊湯』は戦前から経営する歴史ある銭湯。リニューアル前は湯船が一つだけの小さくてシンプルな銭湯だったため、「ちび湯」と呼ばれたりしていました。

時代と共に周辺の銭湯が少なくなっていく中、岡村さんは銭湯を「異空間を楽しむ場」として提供したいと考えました。家にお風呂が当たり前にある現代、単純にお湯を提供するだけでは生き残れない。「家庭風呂との差別化」を裏テーマとして、リニューアル時に様々な新しいアイデアを取り入れました。

光と泡の空間やシルク風呂も、「異空間」や「小旅行感」を演出する工夫だったのですね。さらにお湯は保温・保湿効果に優れている軟水を使用し、乾燥肌の方や女性に喜ばれています。

銭湯ビギナーの方々にも気軽に抵抗なく入ってもらいたいという岡村さんの想いもあり、最近ではSNSで『湊湯』を知った人々がわざわざ遠方から入浴しに来たり、近くのビジネスホテルに宿泊するサラリーマンが大きな浴槽を求めて来店するなど、地元住民以外のお客さんも増えたそう。

実際に入浴してみると、確かに「わざわざ行きたい」と思わせるものが『湊湯』にはあるように思いました。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

お風呂はもちろんのこと、岡村さんのイケメンすぎる笑顔も是非拝みに行ってみて下さいませ!!

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ヤマモト

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