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銭湯、お風呂に関する執筆コラムを掲載。

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【荒川区 / 日暮里駅】みちくさ銭湯 〜荒川区編〜 『斉藤湯』

〒116-0014 東京都荒川区日暮里6-59-2


プラプラと街を散歩して、汗をかいて、銭湯に入って……
そんな休日は最高ですよね!
この連載では最高の「みちくさコース」をご紹介します。

 

今回のみちくさ銭湯 荒川区日暮里『斉藤湯』

いつか銭湯でラジオがやりたい! 銭湯大好きラジオパーソナリティのひらおです。
今回は8月10日にTBSラジオの長寿番組「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」でも紹介された、日暮里の『斉藤湯』にみちくさしながら行ってきました~。

 

『斉藤湯』は2015年4月にリニューアルオープン。和のテイストを残しながらモダンでスタイリッシュな銭湯へ進化しました。
リニューアル直後に取材させていただいた記事はコチラ。↓

【荒川区 / 日暮里駅】フルリニューアルした美人銭湯で女子力UP!目指せツヤ肌!斉藤湯

 

お風呂に入る前からこだわりポイントだらけ!

日暮里駅東口から徒歩3分、近くまで来ると……

 

ネオンサインを発見。平成も終わろうという今、あえてのネオン管
味わいを重視したこだわりなんだそう。う~ん、レトロでかわいい!

 

のれんは最近新調したもので、藍染のオリジナルのれんは「波」のイメージ
風でなびくと綺麗に見えるようデザインされています。う~ん、風流!!

 

看板の「斉藤湯」の文字は書家の方によるもので、よ~く見ると、
文字が全て右上がりはらいも上向きになっています。
験担ぎの意味が込められているそうです。う~ん、わびさび!!!

 

のれんをくぐると、下足スペース。天井の木が素敵!
靴箱はブーツ用の大きなものもあります。

 

入浴料は券売機で。各種アメニティも充実しています。

 

バーカウンターのようなフロント。
オリジナルグッズや書籍、お米に塩まで売っている……!? フロントの奥には気になるサーバーがありますが……、これはお風呂上がりのお楽しみ♪

さぁ、それでは中に入ってみましょう~!

 

どんな人でも気持ちよく入れるお風呂

脱衣所も明るくてキレイ。大型ロッカーもあるので旅行中、ランニングの方も安心。
ドライヤーの台数が多いのも嬉しいですね。
それでは気になるお風呂に入ってみましょう!

 

明るくスタイリッシュな浴室!ビルの中とは思えないほど広々とした空間です。

 

なんてきれいなクリアブルーのお湯!!でもこれ、本当は透明のお湯。白いタイルと照明で、お湯が綺麗なブルーに見えるよう設計されているんです。

浴槽は水風呂、熱めの風呂(44℃)、ジェット風呂と電気風呂、高濃度炭酸泉。
いろんな種類、温度のお風呂があるので、お子さんからご年配の方までどんな方でも気持ちよくお湯に浸かれます。
水風呂は22°Cの井戸水を汲み上げていて、季節によって多少温度が変わるそう。

サウナのない『斉藤湯』では、水風呂は体をキンキンに冷やすものではなく、あくまでも「リセット」するもの。
自然な井戸水の水風呂で、温まった体をリセットして、いろんなお風呂を何度も楽しむことができるんです。

 

熱めの風呂の浴槽の前には、富士山のモザイクタイル画が!江戸前の熱い湯につかりながら、富士山のペンキ絵を眺める……これぞ、ザ・銭湯!
そんな昔ながらの銭湯の光景をイメージして作られたそうです。

そして……駅チカ、住宅街という立地にも関わらず、露天風呂もあるんです!

 

しかも、こちらは「シルキーバス」。白く見えるお湯の色の正体はとっても細かい泡(マイクロバブル)。
この泡が肌の汚れを落としたり血行を良くしたりと、美肌に効果的なんだとか!

さらに、「斉藤湯」で使われているお湯は、お風呂、シャワー、カラン…全て、組み上げた井戸水を「超軟水」にして使用しています。
美人の湯とも言われる超軟水は、石鹸やシャンプーの泡立ちが良く、お風呂上がりの肌や髪がしっとりと仕上がります。乾燥肌の私もお風呂上がりに肌がつっぱらなくて感動でした!

 

女性の方へ嬉しい心遣い☆

女湯にはおしゃれなヘアケア・ボディケアグッズも。軟水と合わせてさらに美肌・美髪に!
男湯にも備え付けのシャンプー・ボディソープがあるので、仕事帰りやレジャー帰りにふらっと寄れますよ。

 

お風呂上がりも楽しみが……♪

ジャジャーーーン!!!!!
三代目ご主人曰く「大人のお風呂上がりの一番のご馳走」、黄金に輝くビール!!
フロントにはビールサーバーがあり、生ビールを提供しています。おつまみのナッツ付きが嬉しいですね。

 

しかもサイズは「ミニ」から「メガ」まで。一杯200円から手軽に飲めちゃいます。
キンキンに冷えたビールは泡がクリーミーで美味しい!

 

リニューアルのテーマは「全世代に満足してもらえる浴場」

お風呂に入る前からお風呂上がりまで、のれんをくぐってから帰るまでずっと楽しい「斉藤湯」。
三代目ご主人・斉藤勝輝さん、四代目・裕一さんにお話をお伺いしました。

 

「斉藤湯」はもともと、昭和9年に三河島で「谷中湯」を創業した初代が、後に今の地に展開。
1960年、2015年4月と二度の大きなリニューアルを経て現在の姿に。

2015年のリニューアルでこだわったのは「全世代に満足してもらえるような浴場に」ということ
昔ながらの熱いお湯だけでなく、いろいろな温度・種類の浴槽を作ることであらゆる人が気持ちよく、安心して入れるお風呂を目指しました。
石鹸で滑りにくいタイルや、すべての浴槽に手すりをつける等安全面の工夫もされています。

また、設備だけでなくお客さんとのコミュニケーションも大切にされています。
「お風呂だけではなく、斉藤湯を『街の中の楽しい場所』にしたい」と、さまざまなイベントを開催。趣味の作品の展示など、お客さん発信でやりたいことがあれば相談してくださいね、とのことでした。

 

銭湯のご主人に禁断の質問も……

とても気さくにいろいろなお話をしてくださった三代目、四代目ご主人。
こんなことも聞いちゃいました。

 

–「斉藤湯」以外で好きな銭湯はありますか?
 
「たくさんあります! 荒川区内だと帝国湯が好きですね。伝統的な宮造りなど、すべてにわくわくします。大田区の黒湯も温泉気分が味わえて良いですね」

リニューアルのために約400件もの銭湯、スーパー銭湯、温泉、温浴施設を巡ったというご主人。もっと銭湯トークしたかったです(笑)

–荒川区オリジナルの薬湯を作るなら?
 
「谷中しょうが湯。斉藤湯の周りは昔は「谷中本(やなかほん)」という地名だったんです。以前はこの辺りでしょうがを作って、千住の市場へ卸していたんですよ」

谷中しょうが湯、体があたたまりそうですね~。入ってみたいです!

 

『斉藤湯』周辺みちくさスポット

斉藤湯から徒歩5分ほどのところには「日暮里南公園」。大きな公園があります。

 

水遊び場に……

 

緑もいっぱい。のんびり過ごしたり、思いっきり遊んだ後に銭湯に行くのも良さそうですね!

きょうもみちくさして、銭湯へ。
仕事帰りのみちくさに、銭湯へ。
『斉藤湯』ではいいお湯といろんなお風呂、ご褒美ビールが待ってますよ♪

AUTHOR

平尾 美奈

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斉藤湯日暮里駅荒川区
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