6月4日に日テレ系チャンネルで放映された「あのニュースで得する人 損する人」ご覧になった人いらっしゃいますか?
その中で、三遊亭好楽師匠がお弟子さん連れて気持ちよさそうにお風呂に入って、おいしそうにビールを飲んでいた銭湯をご覧になれれたでしょうか。
そう、その銭湯こそ、本日紹介する斉藤湯さんです!
そんな、国民的落語家までもが通われてる斉藤湯さんについて紹介していきます。
斉藤家が三河島で「谷中湯」を創業したのが昭和9年。その後今の地に「斉藤湯」として展開しました。
斉藤湯さんは昭和35年に一度目のフルリニューアルをし、そして今年2015年4月27日に2度目のフルリニューアル。
斉藤湯さんは時代に合わせた新しい銭湯として生まれ変わりました。
今回の取材では斉藤湯さんからPR用の綺麗な写真をお借りできたので、大半の写真をPR写真を使わせていただきながらご紹介していきます。
まずは行き方ですが、日暮里駅から徒歩3分と近い場所にあります。
JR京浜東北線やJR山手線、京成線も通っている日暮里駅を東口に出て少し歩いた所で、こののぼりがお出迎えしてくれます。
軟水美人の湯!?
うう、早く入りたーい!
それでは早速玄関からロビーへ入っていきましょう!
超モダン!
のっけからとても綺麗です。(当たり前)
このロビーの奥にそれぞれ脱衣所がありますが、ロッカーのキーは100円玉が必要です。
斉藤湯さんは親切にカウンターに「脱衣所のロッカーに100円必要です(返ってきます)」と案内がありますので脱衣所に入る際は100円玉をお忘れなく!あ!出るときにはまた戻ってきますよ!
ロビーを抜けてこちらが脱衣所になります。さぁ、それでは…!お風呂に入りましょう…!
じゃーん!なんというおしゃれさ!
浴槽は水風呂、熱めの風呂(44℃)、ジェット風呂と電気風呂、そして奥にある若干色の違う浴槽が高濃度炭酸泉です。
水風呂は22°Cの井戸水を汲み上げてかけ流し、浴槽では23〜24℃ほど。熱めの風呂以外は40℃でした。
全体として味わって欲しいのは開放感ですね。入った皆さんがとても気持ちよさそうな顔をしているのはきっとタテの空間を贅沢に吹き抜いているこの作りがあるからですね。お話し聞かせていただいた4代目のお話しにもあったのですが、フルリニューアルしてもちゃんと銭湯らしさは残したい、ということで天井部分は2階まで抜いて広くしたそうです。
そしてここの気持ち良さを提供しているのはジャズの音も一役買っていると思います。思えば、銭湯で流れる音と言ったらテレビの音が一般的な中、小粋にジャズをかけてます。とてもお洒落です!
さて、そしてここは露天風呂もあるみたいですよ。
ふむこちらもお洒落なお風呂…と思いきや奥の壁に何か貼ってあります。
おお、これはシルキーバス!
写真は作動している状態ではないのですが営業中はマイクロバブルが発生し、皮膚に密着し老廃物を吸着してくれるのと、バブルがぷちぷち弾けることで血行促進する、美肌にとても効果があると評判ものです。
そして、屋内のお風呂も屋外のお風呂もお湯のあたりがとても柔らかいのです。思えば、銭湯でも温度によって「なんか敵意持たれている」と思ってしまうくらい固くなってしまうお湯がある中、冷たくても暖かくても熱くても柔らかい入り心地の水は素晴らしいですね!美肌効果を狙って長湯します。
炭酸泉にシルキーバスそして軟水使用となんとも女性に優しいお風呂の数々…。
今回ありがたいことに少し4代目のお話しをお伺いできたのですが、お風呂の湯加減や設備を見ると既に全年齢をカバーしていますが、「さらにどんな方に来てほしいですか?」とお聞きすると「女性に注目してほしい」とのこと。
確かにお湯に軟水を使用する、高濃度炭酸泉とシルキーバスを取り入れる、程よい温度のお湯、店内、浴場ではジャズがかかっており更なるリラックス効果が促進されるなど、従来の「銭湯」のイメージとは違い「新しい銭湯」のかたちを提供されており、「銭湯の熱いお湯は冷えがちな現代人を効率よく温め、健康増進に役立つ。さらに斉藤湯で使用している軟水は美肌によいので、一石二鳥です。これを多くの女性に広めて、入りに来てほしいですね」とは4代目の弁。そのためにも銭湯入浴講座の開催も考えていらっしゃいました。
ここまで女性向けのところを紹介してきましたが、男性にもお勧めできることがあります。それは…
(好楽師匠も美味しそうに飲んでた)ビール!!
斉藤湯さんではビールサーバーを設置しており、一杯400円で美味しい生ビールが飲めちゃいます!
さらに、ビール会社が開催するクオリティセミナーを修了されており美味しい生ビールの提供は保証されておりますよ…!
そして今や、肌に気を使う男性も増えてきている時代。キレイなお肌でいたいのは男も女も同じだと思います。
ということで、斉藤湯さんは男性も女性も老いも若きもウェルカムな銭湯ということで、日暮里の繊維街散歩の帰りに寄ってみてはいかがでしょうか!
以上、日暮里の美肌銭湯、斉藤湯さんでした!
銭湯が豊富に残る北区在住。TOKYOの個性あふれる街たちと銭湯たちへの愛が止まらない。銭湯お遍路挑戦中。