寒い寒い日が続いていますね。日々銭湯で温まっていますか?
さて、銭湯好き界隈では有名な「銭湯ハンコ作家」、廣瀬十四三(としぞー)さんの個展が開催されています。
場所は自由が丘駅から徒歩4分、東京銭湯でも以前取材させていただいた「みどり湯」さんに併設のギャラリーyururiです。
【目黒区/自由が丘駅】ギャラリーと茶室を併設!銭湯×アートをテーマに進化する「みどり湯」
みどり湯さんで入浴がてら、としぞーさんのハンコも楽しめる。銭湯好きのココロをくすぐる、なんとも素敵な企画ではないですか!
先週末、さっそくお邪魔してきましたのでレポートいたします!
「銭湯ハンコ作家」とは?
銭湯お遍路(スタンプラリー)をやっている方はご存じだと思いますが、各銭湯には地域名と番号の入ったハンコがあります。
このハンコ、じっくり見たことありますか?
大抵は「地域名・番号・銭湯名」が入っているだけのシンプルなものですが、最近、独自のかわいいデザインハンコをたまに見かけます。
そう、これが 「銭湯ハンコ作家」 としぞーさんの作品!
銭湯が好きで、最初は銭湯のオーナーさんの似顔絵などをハンコにしてプレゼントしていたという、としぞーさん。
今はすっかり有名になり、独立してハンコ作家として活躍されています。
今までの作品がズラリ!見どころたっぷり。
今回の個展は、その作品がズラリと一堂に!想像以上の見ごたえです。
似顔絵シリーズ。梅の湯の栗田くんだ!
白黒のみで表現される、シンプルな線なのに、よく似ているんですよねえ。本人を知っていると、クスリと笑ってしまうほど。
京都「サウナの梅湯」の湊さんも。似てる…!
そして台紙も、自転車の形に切り絵になってる…芸が細かいです。隅々まで可愛くてほっこりします。
下足箱の錠前シリーズ。マニアック…。
消しゴムハンコ自体の展示もあります。実際に見てみると、小ささ、細かさに驚きます。
としぞーさんの飼っている、文鳥のぷにちゃんシリーズ。
どのシリーズも、ひとつひとつジックリ見ていても飽きない。どれも味わいがあってかわいいです。
思わずほしくなる!おみやげも必見。
会場でのみ購入できるおみやげも楽しみのひとつ。
今回のお目当てだったのはこちら、蟹タイルがデザインされた手ぬぐい。かわいい!!
いやあ、これは銭湯好きのココロをくすぐります。
やはりとしぞーさん自身銭湯がお好きだからこそ、にじみ出るものがあるのでしょうか。その他、缶バッジなどもありましたよ。
「としぞーハンコの世界」展は、1月22日まで!
こちらの「としぞーハンコの世界」展、会期は1月22日(日)まで。(1月19日(木)はお休み)
ご本人が在廊している日もありますので、タイミングがあえばぜひお話も聞いてみてください。
(かわいらしくあたたかい世界観と、イメージ通りのご本人にほっこり!)
そしてもちろん、展示を見た後・見る前には、みどり湯さんで入浴を。
昨年描いたばかりの、中島絵師のペンキ絵が迎えてくれますよ。
心もからだも温まる、素敵な空間です。週末にぜひ、出かけてみてはいかがでしょうか。
◆銭湯ハンコ作家 「としぞーハンコの世界」
2017年1月13日(金)~22日(日) *19日(木)はお休み
〒152-0034 東京都目黒区緑が丘2-7-13
gallery yururi (みどり湯)
黒湯豊富な大田区に生まれ、銭湯の恩恵を受けてスクスク育ちました。
X大田区中心に、日常的に銭湯利用中。本業は植物やお花のアレコレ。