変わり続けているのに、変わらない安らぎをくれる銭湯
『金春湯』はJR大崎駅から、徒歩8分のところにある銭湯です。外観から想像する以上の広々さに驚きます。
入るとまず、畳敷の休憩所があります。テレビや飲み物販売、そして漫画や本も置いてあり(銭湯関係の書籍もあり、幸せになるラインナップです)お風呂に入る前から、すでに入浴後の事が楽しみになります。フロントで回数券を出して暖簾をくぐり、さっそくお風呂いただきます!
脱衣所はピカピカのフローリング。ロッカーの数が多めなのに余裕のある空間で、窮屈さはありません。子供用に、おもちゃやマットなども用意されているので、”親子銭湯”にもってこいです。
浴室の扉を開けると、左側にカラン、右側手前にサウナ、奥に湯船の造りです。湯船のスペースとカランのスペースが仕切られているので、どちらにいてもくつろぐ事ができます。
浴槽は奥から、少し熱め、熱めのジャグジー、水風呂、の3種類。私は一番奥の湯船で体をほぐしてから、熱めの湯船でさらに血行を促進させる入り方をしました。とても温まります。
カランと湯船の間に、腰掛けられるスペースがあるので、自分のペースで休みながら入浴できるのも嬉しいです。暗すぎず明るすぎない照明、湯気のもくもく、大きな湯船。ゆっくり、じっくりとリラックスできる銭湯だと思います。
ドライヤーは、おかま型と手持ちの2種類。手持ちは以前よりもパワーアップしていて、風量も強く早く乾きました。
かわいいグッズや、色んな世代が楽しめるイベントも
行くたびに新しいものを取り入れている『金春湯』。オリジナルグッズを販売したり、お茶屋さんとのコラボ風呂、子連れ専用の特別営業を始めたりと、色んなことに積極的に取り組んでいて、銭湯を盛り上げていこうという気持ちが伝わってきます。
『金春湯』のInstagram、twitter(https://twitter.com/kompal_osaki)、facebookも更新頻度高めなので、イベントなどはチェックしてから行くのがオススメです。
入口にある立て看板裏の、「ありがとうございます」の文字とともに、ほっこりするイラストを目にして最後の最後まで安らぎました。ごちそうさまでした。
東京都生まれ。銭湯、銭湯の歴史、文化好き。宮造り銭湯とぬる湯が好き、という相反するものを好物としています。
INSTAGRAM読んだ方が「今日、銭湯行こうかな。」と思ってもらえたら嬉しいです。