【品川区/不動前駅】松の湯

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【品川区/不動前駅】松の湯

これぞ”東京銭湯”の代表。豪華な宮造り銭湯で心身ともに癒されました

 
東急目黒線「不動前」駅から徒歩7分のところにある銭湯です。
銭湯好きなら知らない人はいない、歴史も人気もある銭湯でもあります。
住宅街の中に、どっしりと存在している『松の湯』。私が銭湯検定の勉強をした時に学んだことですが、東京では関東大震災後、町を元気を取り戻すため、豪華な造りをした宮造り銭湯を作ったところ、評判となり次々増えたそうです。
このお寺のような銭湯は東京に多く、他の地域ではあまり見られない様式で、この『松の湯』もその一つなんだと思いました。

屋根は千鳥破風の下に唐破風で、本当にかっこいい!中もどんな感じなんだろう?と、ワクワクします。

暖簾をくぐると、昔はここに番台があったんだろうなと想像できる扉が。今はフロント型に改装されています。
脱衣所に入り上を見上げれば立派な折り上げ格天井で、着替える間もずーっと上を見てしまいました。
ロッカーもたくさんあり、2、4、6、8、10番のロッカーは中に仕切りがあり、使いやすいのでオススメです。

 

ドーンと目に飛び込んでくる富士山のペンキ絵、天井の高さ、木桶の音に癒されます

 
浴室に入るとすぐ富士山のペンキ絵が飛び込んできます。男女の境の壁が少し低くなっているので反対側の富士も見えて得した気分になりました。
そして、木桶が置いてあります。これは使わずにはいられません!
プラスチック桶とは違う、この木桶のコーンっという音がたまりません。
湯船は3つ。真ん中には丸い形の湯船があります。その両端に四角い湯船が一つずつ。
少し熱めのお湯で、なんと、後から知ったのですが『松の湯』さんでは薪で湯を沸かしているとのこと。
この熱さにも納得です。お湯も柔らかく感じたような……。
開放感ある天井の高さを感じながら、芯から温まりました。

女性側の脱衣所には坪庭があるので、お風呂から出た後もぼーっと眺めながらゆっくりさせてもらいました。レトロな銭湯に行きたいとき、木桶の音が聞きたくなったとき、また『松の湯』さんにいきたいなと思いました。ありがとうございました。

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銭湯佐藤

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不動前品川区松の湯
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