なが〜い煙突が目印、昔ながらの“THE昭和銭湯”
『錦湯』は東急池上線の旗の台で下りて、徒歩7分のところにあります。
なんとあの「シン・ゴジラ」にも看板が少し登場したそう……!
錦湯に向かって歩いていると見える、なが〜い煙突が目印。
通りを少し歩いて、角を曲がるとそこには昭和にタイムスリップしたかのような銭湯が。
煙突のある銭湯って、最近できた銭湯にはなかなかなくて、どこか懐かしいようなノスタルジックな気持ちになりますよねえ。
隅に停められた自転車の多さから、地元の方に愛されれているのを感じます。
入り口の前に立つと、「いらっしゃいませ」というテープ音と共にゆっくり扉が開きます。
目の前には風情のある下駄箱と傘箱が。
よく見ると、下駄箱の上に時代を感じさせるタヌキの置物がそっと置いてあり、何とも言えない表情でお出迎えしてくれます。
まろやかなお湯と心地良い外気浴
浴室にはお風呂が3つ。
中でもオススメなのが床から泡が吹き出すミクロバイブラ。
45度前後でちょっと熱めですが、薪で沸かしたまろやかなお湯でポカポカになること間違いなし!
細かな泡が身体の下から上へ流れ込むようで心地良く、ほのかに香る炭のにおいでリラックス。
銭湯料金と別で230円支払うとサウナも入れます。
サウナは80度前後のやさしめで、どこからか昭和ヒットメドレーが聞こえてくる……。
薄暗い部屋とマッチしていてなんだか夢心地に。
心身ともに温まったら脱衣所を抜けたところにある縁側のベンチでほっと一息。
外気浴もできるんです。
実は縁側にも隠れタヌキがいます。見つけることができたら何か良いことがあるかも……!?
アットホームな雰囲気でまた帰りたくなる銭湯
お風呂から出るとみかんを頂きました。
たくさん手に入ったのでお客さんに配っているそう。
田舎のおばあちゃんちに遊びに行ったような感覚になります。
またここに帰りたくなる、そんな銭湯でした。
昼はIT奴隷。夜は限界サウナOL。都内の銭湯をこよなく愛す。
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