銭湯に行かなくなり、気づけばシャワー派になってしまった風呂時間。
でも、心にくすぶる銭湯への想いと共に戻って来た、カムバック銭湯派第5回。(第1回から読む)
先日、またTOKYO SENTO運営から取材の話しがきまして、
で、いくつかの候補の中で、ちょっと気になる名前の銭湯があったんですよ。
私『大塚記念湯・・・記念湯って何?』
運営『そこ、宇宙らしいよ』
私『行くよ』
銭湯、記念、そして宇宙・・・。
自分でも、何を言っているのかよく分からない。なんたって宇宙だ。
ライターとして銭湯に戻ってきたニワカ銭湯ファンであるとはいえ、まさか3回目の銭湯取材で
「そこ宇宙らしいよ?」
「へ〜」
という会話をすることになるとは思わなかった。とにかく行ってみるしかない。というわけで、豊島区大塚駅へ。
大塚駅の南口を出て、さんもーる大塚の鳥居をくぐってそのまま真っすぐに商店街を歩く。
なかなか雰囲気のよい商店街。気になるお店もチラホラ。歩くこと約3分、右手に見えてくるのが、大塚記念湯!駅から近い。活気も◎。
アメニティ充実のフロント
ん?
何か見えてきた・・・
思い出されるあの言葉
『そこ、宇宙らしいよ』
『そこ、宇宙らしいよ』
『そこ、宇宙らしいよ』
想像以上に宇宙なんですけど
何を言っているのかよく分からないだろうけど、脱衣所が宇宙。大事なことなので繰り返します。
脱衣所が宇宙
たしかにこれは『宇宙らしいよ』が成立しますわ。ひねりとかなく、そのまま。でも誰が見ても宇宙。天井が宇宙。
ちなみにこれ、男湯の脱衣所からの景色です。普段ならば、男湯、女湯それぞれの脱衣所の宇宙しか眺めることができないところですが、せっかくなので女湯の脱衣所からの景色も見て頂きましょう。
はい、こんな感じです。
ちなみに、脱衣所には、それぞれマッサージチェアがあり、お風呂上がりにマッサージしながら宇宙を眺めるなんてことが出来たりするようです。
さっそく体験。なかなかの眺めだそうです。昔は脱衣所だけでなく、浴場の壁も宇宙だったそうです。
浴場は2008年の改装時に変更。今は癒し系の緑の景色へと変わっています。
脱衣所の天井は特注だったため残したとのこと。できる限りずっと残してもらいたいです。
(男湯の脱衣所。2008年の改装時にスーツの人用に縦長のロッカーなどを追加で設置)
さて、天井が宇宙と言ってもそこは脱衣所。ロッカーなどものが置いてあるのでなかなか俯瞰でみることができない。
かといって他のお客さんがいるところで寝転がるにはメンタルを修羅にしなければいけない。
ってことで、ここは一丁 iPhone のパノラマ撮影で頑張ってみました。
これが大塚記念湯の宇宙の全貌だ!
男湯側からの宇宙
女湯側からの宇宙
しかし、この宇宙に浮かんでるモノ、どこかで見たことあるなぁ。
っと薄々お気づきの方もいることでしょう。これ、ガンダムのコロニーに似てない??
店主はもしかしてガンダムオタク??それに記念湯って何???てかそもそも何で宇宙????
っというわけで、謎の答えは後編につづきます。
一度離れて戻ってきたカムバック銭湯派。
ビギナーゆえ、お見苦しい点はご勘弁下さい。
普段はアニメーションを作ったりしてます。