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東京に銭湯は600軒以上あり、あなたの街にもあります。
知らない銭湯。行ったことがない銭湯。行ってみたい銭湯。
そんな銭湯を、銭湯好きの記者達が実際に取材し紹介していきます。

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【杉並区 / 阿佐ヶ谷駅】モヒカン銭湯記『玉の湯』

東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-13-7

杉並区玉の湯0331
揺れる暖簾をくぐると某有名映画監督似の旦那さんが番台で迎えてくれる、千と千尋の神隠しはいい映画だったなぁ。
僕はいつもの番号の下駄箱に愛用のナイキを放りこんで番台へ向かい、レトロなレジを横目に入浴券を置いて意気揚々と更衣室に入って行くのである。
「今日は寒いねぇ」などとじいさまと会話しつつ服を脱ぎ捨てて(ロッカーも大体同じ番号)浴室へGO!
入口に近い場所で体を洗うとまずは薬湯に行くのが僕の定番のコースです。
ぬるめの薬湯にゆっくりつかってしばし妄想の世界で一人遊び。
そうこうしてると隣でさっきのじいさまがペンキ絵の富士山を背に「くぅ~~~~~」と苦しんでるのか心地いいのかわからん声をあげながらお湯につかってくる。いかにも街の銭湯な光景である。
存分に温まったらいそいそと浴室を出て、テレビを眺める人たちの後ろでモヒカン頭をドライヤーでおったてる。ばさばさ。
風呂上がりにはコーヒー牛乳をぐいっと行きたいところだが、今日はぐっと我慢して酒を求めてスターロード(阿佐ヶ谷の飲み屋街)へ直行!
ぼんやり頭でふらふら歩いて店選び。
銭湯を出た後はその街で居酒屋を探して酒を飲むのが銭湯放浪の醍醐味の一つである。
でも喉乾きすぎてこの日は結局行きつけの酒場に駆け込んで冷えた瓶ビールを渇いた喉に流し込む。。。
やっぱりモヒカン野郎にとって風呂上りはコーヒー牛乳よりビール。
ビールを飲み干した後は中央線の走る音を聞きながらちびちびレモンサワー飲みながら夜は更けていくのでありました。

以下行き道紹介

阿佐ヶ谷駅北口を出て右に進むとこんなたこ焼き屋が見えてくるのでその前の道を進む。

杉並区玉の湯0331

ちなみにその隣の喫茶店ギオンは阿佐ヶ谷屈指のナイス喫茶。ナポリタン激ウマ!店員みんなかわいこちゃん!うひょー!

杉並区玉の湯0331

そのまま進んでこんな二股の角に来たらそこを左へ進んで道なりに行けば到着!杉並区玉の湯0331

 

では存分にお入りくだされー

杉並区玉の湯0331

 

 

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中橋 悠祐

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杉並区玉の湯阿佐ヶ谷駅
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