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東京に銭湯は600軒以上あり、あなたの街にもあります。
知らない銭湯。行ったことがない銭湯。行ってみたい銭湯。
そんな銭湯を、銭湯好きの記者達が実際に取材し紹介していきます。

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毎日朝風呂の「燕湯」【台東区 / 御徒町駅】熱いのがお好き。

東京都台東区上野3-14-5

台東区燕湯0315

今日は御徒町にある燕湯さんにお邪魔しました。

うわさによるとここの銭湯はお湯がとても熱いことで有名だとか…。
3月に入ったとはいえまだまだ寒さは厳しく、おまけにこの日は雨。
冷えきった身体をあたためにいざ出発!

台東区燕湯0315

JR御徒町駅南口を出ると、右手には有名なアメヤ横町・通称アメ横が見えます。
燕湯への道のりはこちらとは反対。線路を左側に見ながら通りを進んでいきます。
右手におそば屋「越後屋」さんが見えたら右に曲がりしばらく進み、酒屋さんの角を左に曲がればまもなく目的地です。

台東区燕湯0315

駅から4分ほどで燕湯に到着。立派な外観ですね。

台東区燕湯0315

入口にはさっそく気になるものが。「わ」と書かれた板?一体なんでしょうか。
実はこれ、銭湯芸術家ウエハラヨシハルさんによる作品で、銭湯が営業しているかどうかを表すものなんです!

(ウエハラヨシハルさんについてはこちらもお読みください!)

」と書かれた「板」=「お湯がわ・いた」。つまり営業中を表します。

では営業を終了したときは?
正解は「」。「ぬ」+「板」=「お湯をぬ・いた」。面白いですね。

「いらっしゃいませ。ご来店ありがとうございます」

「460円、頂戴します」「ごゆっくりどうぞ」
と、とっても物腰の柔らかいご主人。そのやさしい言葉のひとつひとつに心温まりました。

浴室に入ると、真っ先に目に飛び込んでくるのは大きな岩山!これはなんと富士山の溶岩から造られたものだそうです。世界遺産に登録された富士山、その溶岩を間近で見ながらお湯に浸かることができるとは…!
お湯の温度は46度(※午後2時ごろの温度であり、時間によって変動があるようです)。うわさに聞いた通りたしかに熱いです…。浸かっていると足や指の先がじんじんと痺れていくのが分かります。
肩まで浸かるのもなかなか大変ですが、不思議なもので慣れてくるとこの熱さがだんだん心地よくなっていきました。湯上がりもぽかぽかです。

この燕湯さんのもうひとつの特徴、それは早朝営業をしていること。なんと朝6時から開いているのです。しかも毎日!
日曜日に朝風呂を実施している銭湯はたまに見かけますが、毎日朝風呂に入ることができるところは都内でもなかなか貴重です。

ターミナル駅である東京駅から山手線でわずか5,6分。地下鉄も利用できる上、観光地である上野にも十分歩いていけるなど、実はなにかと便利な御徒町。

いつもより少し早起きして、お仕事の前に朝風呂!

深夜バスで東京に到着、観光の前にひとっ風呂!

燕湯さんならそんなことだって可能なんです。

台東区燕湯0315

御徒町駅に戻るとなんだか小腹がすいたので、駅近くの喫茶店「丘」に寄り道。ナポリタンをいただきました。
こういう喫茶店の王道メニューって無性に食べたくなるときがあるんですよね。美味しかったです。

台東区燕湯0315

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krys

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