毎日暑いですね。
夏と言えば・・・いろいろとありますが、やっぱり、
海!銭湯!ビール!
の三本柱はマストではないでしょうか。
これらをギュッと圧縮して休日にいっぺんに楽しんでやろうという目論みのもと、
先日、房総半島の右下に位置する千葉県は勝浦市まで足を伸ばしてきました。
事前にちょっとネットで下調べをしただけでも、日本三大朝市に数えられる「勝浦朝市」や、「日本の渚・百選」に選ばれる美しいビーチの数々、さらには、もとは漁師さんが冬の海仕事の後に冷えた体を温めるために考案されて、やがてこの土地に定着したと言われるB級グルメ「勝浦タンタンメン」などなど、なんだかムネアツな要素が満載!そして何より、勝浦には「千葉で一番古い銭湯」があるんだそうな。
何で今までこんな面白そうなところに行ったことがなかったんだー!ということで、
突如アクアラインを超えて、東京から車で約3時間ちょいっと。行ってきました、夏の勝浦。
お目当ての「松の湯」さんは14:30からオープンと聞いていたので、お風呂前にまずは朝市と海を堪能する事にしました。
400年前からつづく朝市
勝浦駅近くの市営駐車場 (無料!) に車を置いたら、さっそくこんな光景が。のどかです。
全国有数の水揚げ高を誇る勝浦のカツオ。
やすい、でかい、野菜。
リアルファーマーズ・マーケットは、ゆるい。この温かい生活感。
勝浦朝市の400年以上の歴史は、きっとこのいい意味のゆるさからきてるんだろうな。
朝市で腹ごしらえした後は、車で10分くらいのところにある、守谷海水浴場に。
こちらのビーチ、実は「日本の渚・百選」にも選ばれるほど、景勝が魅力の海水浴場なんです。
水の透明度がすごい!入江感もすてきです。
ポケGOにも飽きてきたので、リアル・カニをゲット。
昼食は、普段は勝浦駅近くで営業されている、地元ご飯が人気の食堂「いしい」さんが海の家を出してるという事で・・・
食べました、勝浦タンタンメン!
こ、これは、海の男の味!玉ねぎとラー油感、すごい!美味しかったです。
さて、そろそろいい感じに身体も潮っぽいし、十分海で遊んだので、本題にいきましょう。
松の湯さんへは、再度、勝浦駅の方に戻ります。
千葉最古の銭湯「松の湯」へ
朝市の通りをちょっと横にそれると、すぐに見えてきました。
し、しぶい〜!
それもそのはず、なんとこちらの松の湯さん、100年以上も前から営業されているんだそうな。
玄関から左側が男湯、右側が女湯です。早速入ってみます。
お〜ち〜つ〜く〜。
なんでしょう、海沿いの銭湯らしい、この雰囲気。夏休み感。
都内の銭湯ではなかなか醸し出せません。
このポスター欲しい〜。
木製のロッカーもかっこいい。常連さんの私物が入っていないところを頑張って見つけます。
マッサージチェアも年季が入ってます。
浴室にも、100年の歴史がつまったしぶみが満載です。
ふと下をみたら!
あ!
排水口がヨットだ!土地柄あふれる小粋な演出です。
お湯の温度もちょうどいい。ボディージェットで海で疲れた身体を癒やします。
地域の人達の憩いの場なんでしょう。できることならいつまでも、その歴史を紡いでいって欲しいものです。
身体もさっぱりしたので、
後ろ髪ひかれながらも、東京に、かえります!
きっとまた来ます、サンキュー、勝浦!
綺麗な海と等身大の暮らし、そしてもちろん素敵な銭湯に出会える夏の勝浦。
夏のレジャーがまだな方におすすめです。朝市は、水曜日以外、毎日やってるよ!
以上、TOKYO SENTO 番外編、CHIBA SENTOメモでした。
銭湯の美しいタイル絵なんかを眺めうっとりしながらお湯につかっては日々のぼせています。
WEBSITEINSTAGRAMお風呂上がりは近所のしぶめの居酒屋で湯上がり一杯が鉄則です♨
普段はものをつくったりしています。