自由が丘みどり湯のギャラリー「yururi」にて、「コインランドリー」をテーマにした益山航士さんの個展が開催されます。
銭湯にあるもうひとつの風景、コインランドリー。
そこに注目した益山さんの鋭い感性と、ファッショナブルでドラマチックな日常が描かれています。
乾燥の待ち時間に電話をしている女性、ぼんやりと何かに想いを馳せる姿、たばこを咥えながら佇む様子……垣間見える彼女たちの日常の一コマに、つい見惚れてしまいそうになります。
この展示のきっかけは、昨年にみどり湯のコインランドリーにて「絵を描きたいのでモデルを連れてきて写真を撮ってもいいですか?」という益山さんからのアクションから始まりました。快くOKをした後、オーナーの智子さんが完成した絵を見せてもらうと、「そういえば今まで銭湯に関してこんな風に”コインランドリーの存在”はあまり注目されていなかったかもしれない」ということに気づかされ、せっかくなのでgallery yururiで展示をしてみてはどうかという流れになったそうです。丁度これから自分の絵をお披露目していけたらと思っていた益山さんと想いが一致して、yururiでの展示が開催されることになりました。
展示の前後にはギャラリーのすぐ隣にあるみどり湯やコインランドリーにもぜひ立ち寄ってみてください。銭湯がはじめての方もゆっくりお湯に浸かりながら、コインランドリーバラードのドローイングの世界を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
場所:gallery yururi
会期:2017年5月26日(金)~5月31日(水)14時~20時
(みどり湯の営業は14:15〜24:00まで)
《みどり湯について》
自由が丘駅から徒歩7分のところにある銭湯。「銭湯×ギャラリー×茶室」で”心とからだがリラックスできる空間”を提供しています。ジェット付きの座湯、バイブラ、水風呂にサウナがあり、ゆっくりとしたひと時を過ごすことができます。
《gallery yururiについて》
”yururiを通じて人と人とがつながり ココロとカラダをリラックスできる空間の提供を・・・”をコンセプトに、みどり湯が経営するギャラリーです。企画展やレンタルギャラリーとして展示イベントなどを行なっています。場所はみどりのすぐ隣。
銭湯は町のコミュニティでカルチャー発生の場でもあります。yururiはレンタルギャラリーとして好きなものを展示してもらうのはもちろんですが、”銭湯とアート”という観点から「新しい銭湯の楽しみ方を提供したい」という想いから始まっています。一緒に銭湯を楽しめる面白いアイデアや持ち込み企画がありましたら、協力&バックアップしますのでお気軽にご相談ください!とのことです。
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時間があれば都内で銭湯お遍路マップや銭湯アプリを見ながら、ぶらり銭湯巡りを楽しんでいます。
銭湯関係の繋がりも増え、充実した日々を過ごさせてもらっています。