心と体の力を抜いてホッとできる場所、銭湯。スマホから離れて自分と向き合うことができるだけでなく、言葉を交わさずとも人とのつながりを感じることができます。効率化・孤立化が進む現代には、銭湯で過ごすゆったりとした時間が求められているのではないでしょうか。
そんな銭湯を起点に、街を家に見立てる編集的な取り組みで高円寺の街を盛り上げてきた〈銭湯ぐらし〉代表の加藤優一さん。過去にSPBS THE SCHOOL「銭湯の編集術」でも講師を務めていただいた加藤さん初の著書『銭湯から広げるまちづくり 小杉湯に学ぶ、場と人のつなぎ方』の刊行を記念して、SPBS TOYOSUにてトークイベントを開催します。
ゲストには、高円寺の人気銭湯〈小杉湯〉の元番頭であり、イラストレーター・画家として活躍している塩谷歩波さんをお迎えし、現代における銭湯の可能性や、銭湯のある暮らし方・生き方の魅力を語っていただきます。会場参加限定のライブ感あるスペシャルセッションにご期待ください。
お二人のトークの後、参加者のみなさんと一緒に銭湯の魅力を深掘りするパートも予定しています。お風呂上がりのような心地良い時間と、ほっと一息つける空間を用意して、みなさまのご参加をお待ちしております。
登壇者プロフィール
加藤優一(かとう・ゆういち)さん
銭湯ぐらし代表取締役、最上のくらし舎共同代表理事、東北芸術工科大学専任講師。
1987年山形県生まれ。デザインとマネジメントの両立をテーマに、建築の企画・設計・運営・研究の一連のプロセスに携わる。
銭湯を起点にしたシェアスペースの経営や、地域資源を活かした空き家再生など、事業の視点からまちづくりを実践中。
近作に「小杉湯となり・銭湯つきアパート」「佐賀県庁・城内エリアリノベーション」「旧富士小学校の再生」など。
『CREATIVE LOCAL』『テンポラリーアーキテクチャー』(学芸出版社・共著)など。
塩谷歩波(えんや・ほなみ)さん
設計事務所、高円寺の銭湯・小杉湯を経て、画家として活動。
建築図法”アイソメトリック”と透明水彩で銭湯を表現した「銭湯図解」シリーズをSNSで発表、それをまとめた書籍を中央公論新社より発刊。
レストラン、ギャラリー、茶室など、銭湯にとどまらず幅広い建物の図解を制作。
TBS「情熱大陸」、NHK「人生デザイン U-29」数多くのメディアに取り上げられている。
2022年には半生をモデルとしたドラマ「湯あがりスケッチ」が放送された。
著書は「銭湯図解」「湯あがりみたいに、ホッとして」。好きなお風呂の温度は43度。
書籍について
『銭湯から広げるまちづくり』
著者:加藤優一
出版社:学芸出版
発売日:2023年7月26日
定価:2,200円(税込)
開催概要
日時:2023年8月27日(日)14:00-15:30
会場:SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)
定員:会場限定 20名
参加費:会場参加チケット 2,200円(税込)
申し込み:こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
※定員に達した場合、その時点で受付を終了いたします。
協力:学芸出版
注意事項
イベントの撮影・録音はご遠慮いただきます。
お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
東京銭湯の運営スタッフです!
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