東京スカイツリーからすぐ近くの距離にある薬師湯。
前回の【Part1】では薬師湯の設備周りをご紹介しましたが、【Part2】の今回は、東京スカイツリーの開業を記念して始まった、薬師湯に来たら入りたい特別な日替わり薬湯タワー風呂の実況をお届けしたいと思います!
なんとこちらのタワー風呂、秋田書店のWEBマンガサイト・Championタップ!にて連載されている銭湯好きにはたまらない漫画、「のの湯」第9話でも紹介されています。
http://tap.akitashoten.co.jp/comics/nonoyu/11
http://tap.akitashoten.co.jp/comics/nonoyu
「のの湯」は、浅草で人力車の車夫として働く銭湯が大好きな主人公・鮫島野乃(のの)が、銭湯入り放題が売りの下宿仲間の女友達3人と共に、実在する銭湯や食事処を堪能していく姿を描いた漫画。原案協力が「孤独のグルメ」で知られる久住昌之氏ということもあり描写がとても細かくて、本当に銭湯に訪れたかのように感じるリアルな感触を楽しめる一冊です。薬師湯掲載の第9話も、タワー風呂の色の変化があるところはそこだけカラーページになるという力の入れっぷり。
では実際のところどうなのか。
さっそく見せていただきましょう!
♨︎東京スカイツリーのライトアップに全身で浸かる!ここだけのタワー風呂♨︎
ところでみなさん。
そもそも東京スカイツリーのライトアップの意味、ご存知でしょうか?
東京スカイツリーのライトアップは
①隅田川の水のイメージを表現した江戸の心意気の「粋」→淡いブルー
②優雅で気品のあるイメージを表現した美意識の「雅」→紫
という2つのオペレーションが1日毎に交互に現れるスタイルのライティングです。
さあ、これを薬師湯さんはどう表現するのでしょうか!
開店したての何も入れていないお湯は乳白色。
地下から湧き出る天然水を薪で沸かしたうえ、さらに麦飯石という、分子レベルで不純物を吸着することで水を浄化し自然を再現することの出来る「自然の石」を濾過させている贅沢なお湯です。
麦飯石は水に触れるとミネラルが溶出するため、乳白色の湯は柔らかく肌に優しいお湯。さらに温泉効果がアップすることで湯が体をほぐし、湯冷めしにくくなる特徴があるという薬湯にするにはもったいないくらいのいいお湯なんですね。
そこから………
じわり。
じわわわわわわわ…
キターーーー!!!!
みるみる広がってゆく深いブルー。
乳白色の湯が水色から徐々にグラデーションを広げ、青く染まってゆく光景はまさしくスカイツリー!
なんだか富士山のようでもあり、思わず見とれてしまいました。
あっという間に真っ白だったお湯が美しく真っ青に。
ただね。
これだけじゃありません。
スカイツリーは、1日毎に色の変わるライトアップでしたよね。
じわり。
じわわわわわわわ…
優雅で気品のあるイメージを表現した美意識の「雅」の紫も、しっかり再現するのです。
最終的には淡いブルーと紫が混ざり合い、壁の絵の海がそのまま湯船にも広がったような色のお湯になります。
色が変わるタイミングの時間帯は、こんな風にスケジュールがお風呂の壁に貼ってあるので時間帯を合わせていけばリアルタイムで体験できますよ!
いかがでしたか?
三代目のアイデアが光る日替わり薬湯の薬師湯。
スカイツリーに遊びにきたら、ぜひ寄ってみてください♬
ロビーの片隅にいる主のような大きな鯉。
近づくとぱくぱくしながら寄ってきてかわいい!
偶然ですが、そこはかとなくタワー湯のようなライトアップで撮れました★
国内から海外まで銭湯・温泉を巡り♨︎に浸かっています。露天風呂・混浴・炭酸泉が好き。長風呂は苦手。blogはこちら→みやべえの今日のみや風呂http://miya-be.hatenablog.com/
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