銭湯に行くと近所の常連さんがゆっくりとお湯に浸かりながら、洗い場で歯磨きや髭剃りなどをしているのを見かけます。
「今日はがっつり銭湯に浸かるぜ!」
という日は、私も携帯用の歯ブラシセットを持っていきます。
おすすめの磨き方は、
1.まずは体を洗う(当然だわな!)
2. そして湯船に軽く浸かる(温冷を繰り返し徐々に体を慣らそう)
3.次に髪を洗う
4.バイブラ、深い浴槽などさっきと違う湯船に浸かってみる(個人的に電気風呂以外)
5.洗顔をする、もしくはここら辺で歯磨きをする!!(ここ大事)
6.冷水の浴槽があれば、下半身を浸かる。もしくは露天風呂へ。または大きめの湯船にゆっくりと浸かる
7.熱い湯船に浸かる
以下省略…(また改めて)
手順5あたりで歯磨きをすると、とってもさっぱりしてきます!
そのあとご飯を食べたり、お酒を飲みに行ったりする予定があったとしても、
この「さっぱりして気持ちいい!」を求めて、歯磨きをせずにはいられません。
つい歯ブラシセットを忘れてしまった時には。。。
「なんだって!?歯ブラシセットがないじゃないか!チッキショーー!」
とケロリンのオケに頭を突っ込みながら叫んでしまいたくなります。
それほど、このスッキリさっぱりの醍醐味を一度味わってしまうと、するとしないとでは大違いになってしまい、歯磨きをしないなんて
「ああ、シャンプーがないから髪が洗えない・・・」
という、銭湯に入っているにもかかわらず髪が洗えないのと同じくらいの出来事なのです。
と、一見いかにも個人的趣向に満ち溢れた意見のようにも思えますが、
実は「銭湯で歯磨き(お風呂で歯磨きも含む)」をすることは、
いろいろと良い効能があるのです!
日本訪問歯科協会もおすすめする効能をご紹介しますね。
「マッサージ効果で口の中の血行が良くなる!」
洗面台の前で立ってゴシゴシ歯磨きをするよりも、お風呂場に座ってリラックスしながら歯磨きをするとその分ゆっくり丁寧に磨くことができます。
体が温まった状態での歯磨きによる歯茎のマッサージ効果で、歯肉や粘膜の血行が良くなり、通常よりも汚れが落ちやすく虫歯や歯周病予防などの歯磨きの効果が高まります。
歯磨き粉は付けずに磨くのが良いそうです
(でも私は歯磨き粉付けますけどね!スースーするのが好きだから・・・)
「アンチエイジングの効果もある!?」
体が温まりリラックスをした状態になると、副交換神経が働き、その状態で歯磨きにより口の中を刺激すると、サラサラした唾液がたくさん分泌されます。
唾液がでることで口の中をより清潔に保つ作用がある他、このサラサラの唾液には成長ホルモンの「パロチン」という物質が分泌されるので、若返りのアンチエンジング効果もあるようです。
パロチンは「若返りのホルモン」とも呼ばれていて、骨や歯の再石灰化を助ける効果、皮膚の新陳代謝を活発にする効果など、身体中を若返らせる効果や歯や骨を丈夫にしてくれます。
体内の壊れた細胞組織を修復する作用があり、各器官や皮膚、筋肉、目などの「粘膜」を補ってくれるようです。
赤ちゃんがヨダレをたくさん出すのも、この成長ホルモンのパロチンが含まれているせいだとか。
歯磨きをしないなんて勿体ないですよね?
残念ながら25歳前後から減少していくパロチンを出すためにも、銭湯で歯磨きをして心身ともにリラックスしちゃいましょう!
いつもより1.3倍は楽しめること間違い無し♪
時間があれば都内で銭湯お遍路マップや銭湯アプリを見ながら、ぶらり銭湯巡りを楽しんでいます。
銭湯関係の繋がりも増え、充実した日々を過ごさせてもらっています。