ご無沙汰です。のんたんです。3月でも寒いですね。いつも久々のレポート記事で毎回手が震えます。
では早速、今回のレポートは!?
まちライブラリーがそしがや温泉21にやってきた!!
3月13日「そしがや温泉21」に誕生した「銭湯ふろまちライブラリー」。
それは、話題沸騰中の「バスクリン銭湯部」部長・高橋正和氏×「まちライブラリー」代表・礒井純充氏×「そしがや温泉21」社長・福田亨輔氏の驚異のコラボレーションで誕生した「銭湯の図書館」です!今回はここからどんなコミュニティが生まれるのでしょう!?レポートしてきました。
そもそも「まちライブラリー」って何?
(まちライブラリーオリエンテーションを行う礒井純充氏)
森記念財団・礒井純充氏が発足させた活動。
『「本」を通して「人」と出会うまちの図書館』をコンセプトに
お寺や個人宅、図書館以外の様々な場所で0冊からからスタートする みんなで育てるライブラリーを作っているんだとか。ここに参加する方たちには1冊の本を寄贈してもらい、そこから本にまつわるエピソードを話したり、実際に本を借りることで人と繋がり、コミュニケーションが自然と生まれてくる活動です。
贈った人の顔が見えて、コミュニケーションも自然と生まれるなんて!なんだか聴いているだけで心が温まりますね。そして、この活動は2013年にグッドデザイン賞も受賞されています!素晴らしい!こんなに心が温まるイベントが、今回はそしがや温泉21で始まります。どんな感じで始まるのか、気になりますね。
まだ一冊も入っていない銭湯ふろまちライブラリーの本棚。ここからどんな図書館が完成するのでしょうか!?
今回場所を提供頂いたそしがや温泉21はとーーっても広くて綺麗な銭湯です。ご主人の福田氏も本のない生活なんて考えられないほど本好きなんだとか!!
(イベント開催前、和やかな雰囲気で台本を読み合う左・礒井氏 中央・高橋氏 右・福田氏)
そんなそしがや温泉21の記事はこちら!過去にメンバーが取材しておりました!人と人の繋がりが垣間見えて素敵ですね。
いよいよ、ふろまちライブラリーが始まりました!
そしがや温泉21のご主人・福田氏に銭湯を案内して頂いたあと、いよいよメインイベントが始まりました!各グループ5人ずつに分かれて持ち寄ってきた本のプレゼンが始まりました。
みなさん、それぞれ気持ちのこもったプレゼンに感動します。
銭湯に寄贈する本だから、お湯にまつわる本を紹介する方…..
お風呂上がりのほっと一息ついたときにリラックスできるよう、ほっこりイラストの漫画を寄贈する方…..
美しい世界の風景が撮影された写真集を寄贈する方……
思いやりのこもった、それでいてお風呂に入る方のことを考えて持ち寄ってきた姿、本当に感動します。このイベントの話を頂いたときに、一瞬でも本当に必要ないファッション誌を寄贈しようとした自分を 、心の底から恥じたいです!!
そんな私は最終的に、今まで制作してきた手製本のグラフィック本を寄贈することにしました!!
私の手製本は全部で4冊寄贈しました。そしがや温泉21に立ち寄ったら是非探してみてくださいね!
14時になり、一般のお客さんも来店。イベントも大詰めへ…….。
そしてついに、寄贈した本はまちライブラリーの本棚へ……..!
参加した方々の本は本棚へ……。ここで驚くことは、参加者の誰一人、被る本がなかったということ!!ベストセラーや注目の本は毎日メディアで取り上げられているわけですが、本のあるべき姿はその人の大切な人生を映し出すもののように思えますね。感銘を覚えます。
人の心の温かさが詰まった本棚の完成です!
寄贈した本の最後には感想カードが!立ち寄ったら是非コメントを頂きたいものです!
ここから参加者の方よりももっと多くの人に、幸せが届くといいですね。
最後に:今回の企画「ふろまちライブラリー」を発足した高橋氏はとっても熱い方だった!
東京銭湯でいつも素敵な記事を書いて頂いているバスクリン銭湯部の部長・高橋正和氏。
この企画は高橋氏の熱い想いから始まりました。その想いに感動したので紹介したいと思います。
(イベントを見守る高橋氏)
銭湯と本が大好きな高橋氏は、以前から図書館を作りたいと考えていたようです。その図書館とは、今を生きる一人ひとりの人生や築かれていく時間のきらめきを本にして後世に伝えていく図書館。その壮大な想いからすでに感動を覚えますが、それらを実現していく過程で出会ったのが礒井氏率いる「まちライブラリー」でした。高橋氏はその後礒井氏や東京銭湯と関わることでそしがや温泉21の福田氏と出会い、お風呂×読書家が化学反応を起こし、このふろまちライブラリーを発足しました。
「点と点が繋がって生まれていく人との繋がりに感動した。」と高橋氏は言いましたが、私は高橋氏の願いをものすごい速さで実現させていく行動力にとても感動しました。と同時に、この人なら銭湯の世界無形文化遺産登録も実現できると感じました。応援してます。
またこの企画の原点には高橋氏が大学時代に企画プロデュースに携わったアンテナショップ「三浦市アンテナショップ」を立ち上げた経験にあるんだとか!商店街や地域の活性化を行っているお店で、名付け親でもあるようです!
明大生プロデュース なごみま鮮果(なごみませんか)
なごみま鮮果facebookページ
今回も普遍的でありながら次世代のコミュニケーションを生み出すために、真摯に挑む方々の人生を垣間見れました。次は銭湯でどんなドラマが生まれるのか。そしてその時私はちゃんと読めるレポートが書けるのか。次回のドラマも楽しみです。
そしがや温泉21のみなさん、まちライブラリーのみなさん、バスクリン銭湯部のみなさん、
本当に有難うございました!
銭湯4コマ漫画家(のんたん)
・風呂つきアパートの目の前に銭湯があり、ほぼ銭湯に通っている女です。
・銭湯で起こったことを、抑揚のない4コマで展開しています。
・絵筆を持つと全く異なる作風を発揮します。(詳細はinstagramで)
・音楽と散歩、種田山頭火が好きです。
・銭湯に特別なこだわりはありませんが、銭湯で過ごす平和な時間が一日でも長く続けばいいと思っています。
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