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銭湯、お風呂に関する執筆コラムを掲載。

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【荒川区 / 都電小台駅】みちくさ銭湯 〜荒川区編〜 『梅の湯』

プラプラと街を散歩して、汗をかいて、銭湯に入って……
そんな休日は最高ですよね!
この連載では最高の「みちくさコース」をご紹介します。

 

下町風情の残る荒川区には、都電荒川線が走っています。
見た目もノスタルジックな車両が多く、気軽に観光気分が味わえますよ!


1970年初頭までは東京中に走っていた都電ですが現在は荒川線を残すのみとなっています。
一日乗車券を購入すれば、400円で乗り降り自由です。都電は本数も多いので、車窓から気になるお店を見つけたら気軽に乗り降りできます。

意外と知られていませんが、都電荒川線の駅は、「池袋サンシャインシティ」の近く、「JR王子駅」「JR大塚駅」「早稲田」など、都内のあちらこちらにあるんです。プチ旅行気分を味わいながら、荒川区へ遊びにきませんか?

 

今回のみちくさ銭湯 荒川区西尾久『梅の湯』

都電にのっていると「荒川遊園地前」という気になる名前の駅に到着します。
大正時代から続く「あらかわ遊園」の最寄り駅です。

「荒川遊園地前」駅から「あらかわ遊園」まで続く小さな商店街を抜けると、レトロでかわいいアトラクションが見えます。

 

「あらかわ遊園」には、小さいお子さんが楽しめるスカイサイクル、ファミリーコースター、観覧車などがあるのりものコーナーや、大人も楽しめる釣り堀があるので家族で一日楽しめます。

また、ヒツジ、ヤギ、カピバラ、ミーアキャットなど、人気の動物を間近に見ることも……!
ポニーの乗馬体験や餌やりなど、気軽に動物と触れ合うことができます。

 

夏には子ども専用プールも営業していますよ! 真ん中にお城みたいな塔が立っていてとても楽しそうです!

 

さて、たくさん遊んで汗をかいたあとは銭湯でさっぱりしませんか?
今回はあらかわ遊園からも歩いていける『梅の湯』さんをご紹介します。

 

昭和26年創業!地元に愛される『梅の湯』

都電荒川線、小台駅から徒歩5分。あらかわ遊園からは徒歩10分。昔ながらの商店街を抜けると、きれいな建物の銭湯が現れます。


『梅の湯』さんは東京都荒川区西尾久で昭和26年から営む銭湯です。平成28年に建物を一新し、2階建ての銭湯として生まれ変わりました。一階には『焼鳥 梅京』も併設していますよ!

 


2階にあがると広くてキレイな休憩スペース! 『梅の湯』改装前の天井絵が飾られています。
昔からのお客さんを大切にしてらっしゃる様子が伝わってきて嬉しくなりました。

 


暖簾をくぐると、広くて清潔な脱衣所が! 洋服を掛けられるスペースがついたロッカーと、大きな荷物も入れられるロッカーがあります。

 


ピカピカの浴室。外の光が差し込んで気持ちがいい!

 


「サウナ」が無料! 「水風呂」は大人が3人ほど入れるスペースがあり、水温も適温です!

 


都内でもめずらしい「高濃度水素風呂」! ぬるめの温度で長く入れます。

 


「ボディジェット」「寝風呂」もあります!
日替わりの「薬湯」は、「Kneipp」のバスソルトなどもあり、おしゃれなセレクト!

 


天井がぽっかり開いた開放感のある露天風呂!

 


露天風呂は、寝湯とバイブラ湯!

 


女湯のドライヤーはパナソニックの「ナノケア」が置いてあります! ドライヤーはなんと無料です!

 


男湯の脱衣所には「ワンダーコア」が! 筋トレで汗を流してから入浴も可能……!?

 


「ベビーバスチェア」の貸し出しもあります。

 


湯上がりの一杯はたくさんの種類が販売されていて迷います。アイスもありますよ!

 

 

『梅の湯』三代目店主の栗田さんに聞きました!

–荒川区で銭湯を営んでよかったことはなんですか? また、荒川区の銭湯の特徴を教えてください。

「下町情緒あふれる人々の暮らしや、その街並みに銭湯が自然と溶け込んでいるのが荒川区の特徴です。銭湯が日常にあるなと感じることが多いです。
23区内では比較的狭い区ですが、その中でも地域ごとに銭湯があり、それぞれ違った人々の様子が垣間見えるのは荒川区の銭湯の良いところだと思います」

 

–もしも荒川区オリジナル薬湯を作るならどんなものを作りますか?

「荒川区の花といえば、バラです。バラの入浴剤が一番しっくりきますかね。
あとは、今もその名残はありますが、駄菓子の街でもありました。駄菓子をイメージした入浴剤なんかは、荒川区らしいかもしれません」

–この銭湯が初めての方や、一見さんへのメッセージをお願いします!

「梅の湯は2016年にリニューアルしましたが、リニューアル後もご近所の常連さんとファミリーのお客さんが多く、街の銭湯らしさがとても色濃く出ている銭湯だと思います。梅の湯は荒川区 西尾久の一部です。梅の湯だけでなく、西尾久そして荒川区を一緒に楽しんでもらいたいなと思っています」

 

都電に乗って行く『梅の湯』さんでプチ旅行気分を味わえました。栗田さんありがとうございました。

みなさんも次の休日は、荒川区でみちくさ銭湯しませんか??

AUTHOR

三村友香

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