【大田区 / 雑色駅】あのドラマのロケ地にもなった伝統派銭湯『太平湯』～お母ちゃん銭湯記～

昨年秋にTBSで放送された「新井浩文」と「黒木メイサ」のW主演ドラマ「拝啓民泊様」のロケ地になった銭湯『太平湯』に行ってきました！

場所は京急「雑色駅」からは歩いて5分ほどの所です。

ドラマの内容は、黒木メイサと新井浩文は夫婦役で、黒木メイサのお兄ちゃん役の中野裕太さんがこの銭湯の跡継ぎとして番台に座っていました。
民泊に力を入れている大田区が舞台になっていて、新井浩文さんは民泊を運営していくというお話。

そこで海外旅行で訪れた人が銭湯に案内されて銭湯体験もできちゃうといった感じでこの太平湯さんが利用されていました。

入り口には聞きなれない「森林浴サウナ」に「岩盤泉」の看板！

「民泊」と「銭湯」の関係は確かに良いと思います！

日本文化の体験にもなり、海外のお客さんには受けが良さそうですが、その分銭湯のルールも守る必要があります。

ドラマではそんなところもしっかり問題点として放送されていました。この太平湯の番台に俳優の中野裕太さんが座っていたんですよね～。

新井浩文さんもここに立ってたわ～！お母ちゃんちょっとキュンとしました。

看板には「森林浴サウナ」と「岩盤泉」！

なんだか気になるワードがありますね。

下駄箱はこんな感じです。

ちなみに斜め前にこんな建物も。

紳士、淑女の社交場の「スタジオポプラ」。ダンスとカラオケができる多目的ホールのようですね！
そして焼き肉屋「光寿」、居酒屋「みよし」など昭和感漂うお店が並びます。

『太平湯』内部には豊富なお風呂！

さてさて中はと言うとこんな感じです。

とにかくお風呂の種類が豊富！

座ったり、寝たり、岩盤泉だったりなんか丸かったりとバラエティーあふれるお風呂の数々！

子供たちが「このお風呂はどう？こっちは？こっちも入ってみてよ！」と、まずは私が入らされて実験台にさせられました。

女風呂の壁には東北新幹線「かがやき」も描かれていました。
電車好きの息子たちは大喜びで「新幹線が走ってるー！」と大はしゃぎでした。

「金沢の海」かな～？と思いましたが、後ほど番頭さんに聞いたら「福島の海」だそうです。

気になるお風呂の1つ、「森林浴サウナ」ですが、スチームサウナにはフィトンチットを粉射し、人工的に森林浴が出来るのだそうです。

もう1つの「岩盤泉」は天然鉱石を粉砕粉末状にした石版タイルを湯船の中に設置してあり、その囲われた中に浸かることができるというお風呂です。

何にでも興味津々な次男君は電気風呂が気になるようで…でも絶対入らないでね…大きくなってからね…と促しましたが…。いつか少年になったらこの電気風呂の痛みでも味わえばいいさ…。

最後は番台のおばあちゃんと交流…。

脱衣場は広々としていて清潔感もあり、とても気持ちの良い印象でした。

めずらしく身長計もあるので息子たちは、代わりばんこに背を計ります。体重計にはどの銭湯でも欠かさず乗ります！

最後は番台のおばあちゃんにぐいぐい絡んで行く息子たち。
「お風呂気持ちよかったー！もうおやすみなさいだよね～おやすみ～」などと言葉をかけて行きます。
番台型だと子供たちもなんかしゃべり易いみたいですね。

体もぽかぽか、もう外は真っ暗。
子供たちは外のベンチでちょっくら涼んでから帰るようです。母ちゃんは帰りますよ～。

ロケ地になるのが分かります！
とても日本らしい佇まいで、銭湯の古き良きがギュッと詰まっている感じの銭湯でした。

是非、皆さんもご家族で、好きな人と、一人ででも！銭湯に行ってみてくださいね～。