地元民からの熱いラブコール。旧鎌倉地域で最後の銭湯『清水湯』。
昭和30年創業の鎌倉市『清水湯』は、旧鎌倉地域で最後の銭湯。
地元民からの熱いラブコールによって今も週4日営業を続けているそう。
鎌倉駅から徒歩15分、材木座海岸からは約600メートル。
鎌倉駅から乗車できる京急バス「水路道」停留所からは徒歩1分。
観光、ハイキング、マリンスポーツの帰りに立ち寄れる好立地です。
創業当初から変わっていないと思われる店内はまるで時が止まっているよう。
可愛い鳥模様の鍵が付いたレトロな下駄箱に靴を預け、番頭さんにお代を支払い脱衣所へ。
ロッカーは中央に配置され右手に大きい鏡とベンチ、反対側には広い畳のベンチ。
壁に設置された古時計、商品が陳列されている棚などどこを切り取っても昭和の趣を感じます。常連客も多いようでお風呂道具置き場が2か所。
決して広くはないけれど、天井が高く開放感あるれる浴場です。
入ってすぐに六角形のカラン。これは何のためにあるのか!?
幾度か訪れていますが、未だ使っている人は見たことがありません。
浴槽が中央にあるあまり見ない配置。
九谷焼のタイルに美しく描かれているのは鯉と金魚。
浴槽が中央にあるあまり見ない配置で、手前は気泡風呂、奥は普通のお風呂です。
湯温は約42度で熱すぎることもなく、快適に入浴できました。
左右の壁にカランがありますがシャワーがあるのは右手だけ。シャンプーやリンスなどの設置はなくタオルも販売のみです。(お風呂セットは250円でした。)
扇風機やエアコンはありませんが風通しが良く、夏に訪れましたがお風呂あがりも快適でした。
海近くの立地なので夏には混雑することも。
ご年配の常連客がワイワイ楽しそうにしているところへ、サーファーらしき若いお客さんが入り混じって何とも不思議な雰囲気。数カ所に「水着・砂の付いた物は持ち込み禁止」と大きく書かれているので海の帰りに立ち寄る場合は気をつけましょう!
お風呂と筋トレとバレエに生きる1児の母。鎌倉在住。夢は日本中の温泉を巡り、気に入った場所に自分だけの温泉を手に入れること。