身体だけでも無く、目でも楽しめる銭湯はシャッターから始まっている
JR総武線「新小岩駅」南口。 商店街を抜け、駅から約10分ほどのところに鎮座する、昭和9年創業の一心湯さん。
江戸川区の銭湯応援キャラクター「お湯の富士」が描かれたシャッターをくぐると、アットホームなフロントスペースがお出迎え。江戸川区の銭湯で、シャッターにお湯の富士が描いてあるのは一心湯さんだけなんだとか。シャッターのお湯の富士は、若手ペンキ絵師、田中みずきさんの作品です。
そして、なんと言ってもこちらの一心湯、ご紹介したいのは浴室の可愛らいしいタイル絵!
女湯は動物たちが神輿を担いでいる様子を描いたお祭りのモザイクタイル。一心湯の二代目大黒柱、酒井勝さんの今は亡き奥様が「子供たちに喜んでほしい」という想いで、本からヒントを得て作ったオリジナルの絵柄だそうです。ついつい童心にかえってしまいます。お子さん連れには嬉しいですね〜。
一方、男湯はイルカやトビウオに乗ったカッパのモザイクタイルがお出迎え。カッパ、天女の如しです。美しい。
お風呂はゆったりとした浴槽が2つ。丸い浴槽はバイブラ湯、広めの四角い浴槽はのぼせやすい人には嬉しい水まくら付きです。
一心湯のフロントや脱衣所には、お客さんからもらった絵や置物、組合や区から贈られた賞状、取材で訪れた著名人たちからのサインなどがたくさん飾られています。昔は組合長も勤められていたという、酒井さんの明るいお人柄が随所に溢れているようです。
みなさんもぜひ「一心湯」へ。毎月シーズナルなイベント湯もあるよ!
銭湯の美しいタイル絵なんかを眺めうっとりしながらお湯につかっては日々のぼせています。
WEBSITEINSTAGRAMお風呂上がりは近所のしぶめの居酒屋で湯上がり一杯が鉄則です♨
普段はものをつくったりしています。