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「町田忍のジオラマで見る、昭和・江戸銭湯展」みどり湯 gallery yururiにて開催【2019年7月26日(金)〜31日(水)】

東京都目黒区緑ヶ丘2-7-13

7月26日から31日まで、自由が丘『みどり湯』gallery yururiにて、「町田忍のジオラマで見る、昭和・江戸銭湯展 〜令和に引き継ぐ銭湯文化〜」が開催されます。

 

江戸時代、銭湯は庶民の憩いの場

江戸時代すでに町内に一軒はあったほど、銭湯は庶民の憩いの場でした。
単に体の汚れを落とすだけではなく、浮世の垢も落とす役割も果たしていました。

 

江戸時代の銭湯の数は、現在と同数だった


江戸時代、文化7年(1810年)に523軒あった銭湯は、現在の銭湯の数とほど同数だったようです。その半分以上が混浴でしたが、それは特別なことではなく日常の生活の一部でした(明治5年混浴禁止令が出て以降は混浴はなくなる)。

 

屋形船の移動銭湯「湯船」

また、海辺や川の近くには、「湯船」と呼ばれる屋形船の移動銭湯がありました(「湯船」の語源となったとも言われています)。特に江戸期のジオラマは、浮世絵など参考にして時代考証も忠実に再現されたそうです。

 

東京型の宮造り銭湯


関東大震災の復興期に宮造り銭湯が東京で登場し、それは東京型銭湯様式として昭和40年代まで作られました。

今回は、銭湯や庶民文化の研究家として有名な町田忍さんが、江戸から昭和までの銭湯文化をジオラマで再現!会場では、ジオラマや、上記のような作品背景の解説もしてくれるそうです。

 

展示作品

①「江戸屋形船銭湯(湯船)」サイズ:50cm×20cm

②「江戸混浴銭湯(2階建)」サイズ:70cm×40cm

③「東京型宮造り銭湯(昭和33年築・大田区の現存銭湯・明神湯)」サイズ:90cm×90cm

④「大阪銭湯・昭和12年築・1998年銭湯初の、登録有形文化財・ 源ケ橋温泉(休業中)」サイズ:60cm×50cm

⑤「町田忍・生家で行水風景・昭和28年当時再現」サイズ:40cm×40cm

その他・各種銭湯看板・銭湯浮世絵・解説パネルなど

 

作者プロフィール

町田忍:1950年東京生まれ。和光大学卒業後警視庁警察官として麹町警察勤務後、いろいろな職業を経て庶民文化研究のため庶民文化研究所設立、現在に至る。35年前より全国の銭湯巡りを開始。銭湯に関しては第一人者として各方面にて活躍。その他にも旅や町歩きサブカルチャーにも詳しい。著書約50冊。映画・ドラマの時代考証も担当。
(社)日本銭湯文化協会理事テレビレギュラー出演・「羽鳥モーニングショー・良純未来図」(テレビ朝日)「武田鉄矢の昭和は輝いていた・ロングセラー商品」(BSテレ東)他。

山本高樹:1964年千葉県生まれ。映像専門学校卒業後、映画・テレビ・CMなどの模型や原型製作に携わる。特に昭和に関しての作品は高く評価され、NHK TV朝のドラマ「梅ちゃん先生」のタイトルバックのジオラマ製作を担当。15年ほど前より町田忍との合作ジオラマ製作をスタート。今回初めて江戸時代のジオラマを手がけた。

 

7月28日(日)はSANSUKE(三助)体験デーも同時開催!

また、会場の自由が丘『みどり湯』では、7月28日17時〜19時より、SANSUKE(三助)体験デーを同時開催します。
当日参加も可能ですが、定員になる可能性があるため、ご予約されることをおすすめします。
※今回は男湯のみ。女湯も女性SANSUKEさんの誕生により、SANSUKE体験デーがスタートしました。

 

SANSUKE体験デーについての記事はこちら

 

イベント概要

場所:自由が丘 みどり湯 gallery yururi
東京都目黒区緑ヶ丘2-7-13
日時:7/26(金)〜31(水)、13時〜19時
入場無料

 

今回はみどり湯のロビーにもミニ展示があります!
みどり湯で汗を流した後は、隣のギャラリーで開催されている銭湯ジオラマ展に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

AUTHOR

文月

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ジオラマみどり湯展示
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