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2/6(お風呂の日)に、「みどり湯」にて三助さんが現代版“Sansuke”になって復活!

〒152-0034 東京都目黒区緑が丘2-7-14

2/6はお風呂の日として、各銭湯でも様々なイベントがあります。
自由が丘にある『みどり湯』では、前々からあたためていた三助復活プロジェクトをついに始動させ、月1回の定期イベントとして開催していきます。

 

三助ってご存知ですか??


豊原国周作の肌競花の勝婦湯(はだくらべはなのしょうぶゆ)
出典:「歴史の 浪漫街道」http://rekishi-roman.jp/

 
江戸期から昭和の初めごろまで、銭湯には三助と呼ばれていた若手の従業員がお代を頂いて(番台で入浴料と一緒にながし料としてお支払い)お客さまの背中を流し、マッサージを行う「流し」(通称 三助)というものがありました。

東京では最後の流しと言われていた方も引退されて、今では失われたものとなっています。

2/6 “お風呂の日”を記念して、『みどり湯』とSansuke復活プロジェクトチームで何か出来ないかと策を練っていたところ……

この度、新三助としてあん摩マッサージ指圧師の月足さんを迎えて、現代版“Sansuke”としてデビューします!

 

現代版Sansukeとは……

現代版Sansukeとは、月足さんのプロの指圧の技と、『みどり湯』の近くに住んでいる元三助 坊山様から伝授された技がミックスされて復活した背中流し+指圧マッサージです。

記念すべき、第1回目は2月6日(火)16時~18時
料金無料(ひとり約10分)
予約制(スタートしてからしばらく期間限定で無料とさせていただきます)
※空きがあれば当日受付も可能です2/6の予約は満員になりました!
※男湯のみとなります

 

オープン前のプレ体験をさせてもらったのですが、あん摩マッサージ指圧師の方に浴室でマッサージと背中を流してもらう気持ちよさは格別でした!ぜひご堪能下さい!
2時間のイベントで7人ほどの施術なので、事前に予約をすることをおススメします。

 
【Sansukeプロフィール】

月足 弘法 (つきあし ひろのり)
1968年10月 東京都目黒区生まれ。目黒区五本木在住。
五本木指圧研究所所長 日本指圧協会理事
あん摩マッサージ指圧師(厚生労働大臣認可 国家資格 医療従事者)

 

Sansuke復活プロジェクトチームからコメントです

 
清水 智子さん
みどり湯オーナー

「三助さんが新三助“Sansuke”として復活できたことがうれしいです。

復活させるなら今までの良いところを残しつつ、より満足の高いもの皆に受け入れられてもらえるSansukeにしたかった!
新Sansuke月足さんの指圧師としてのプロの技と元三助さん坊山さん直伝の技のミックスで、きっと良いものになったはずです。
背中を流してもらえて疲れも取れる。
大人になると背中を流してもらうことなんて、なかなかないでしょう?!」

 

町田 忍さん
(社)日本銭湯文化協会理事

「江戸時代から庶民生活の中で長年培われてきた銭湯文化において重要な役割を果たしてきた「三助さん」の技術は現在途絶えてしまいました。
長年庶民に親しまれてきたこの技術を今回蘇らせて、かつての銭湯文化の一端を体験していただければと思います。」

 

メソポ田宮文明さん
銭湯もりあげた〜い 隊員
日本漫画家協会 会員

「ワタシは、縁あって『銭湯もりあげた〜い』発足(平成26年)メンバーになったのですが、それまでは広告制作で北千住『大黒湯』さんを撮影させていただいたり、自分の友人向け結婚披露宴を西小山『弁天湯』さんの脱衣所でやったりした以外は、自宅(葛飾)の近所の銭湯へ徒歩かチャリで行くことがほとんどだったので、日暮里『斉藤湯』さんの三助さんのことも知っていながら行きそびれてしまい、体験できないまま今日まで生きてきました。

なので、今回のSansukeプロジェクトに関われたことは逃してしまった“三助さんとの時間”を体験できる貴重な機会で、有り難く思っています。

月足先生の施術を受けさせていただきましたが、あまりの心地よさに、途中から「自分はどこにいるのか」がわからなくなってしまうほどでした。

今回のスタートを機に、ひとりでも多くの方が銭湯の歴史も感じながら体験していただければと思います。」

 

荒木久美子さん
銭湯もりあげた〜い 事務局長

「三助さんの存在ってセラピストみたいな役割も担っている気がします。
マッサージしてお話して最後は垢と一緒に色んなことを“お湯(水)に流して”くれる。
あぁ気分スッキリ!

人間関係に疲弊している現代社会だからこそ三助さんの復活は必要なんだと思います。」

 

飯島 早矢加さん
女子美術大学 アート・デザイン表現学科 アートプロデュース表現領域 3年
書道歴13年

Sansukeロゴの制作にあたって

「伝統と先端 その2つの意味がSansukeという字にはこめられています。
今、目黒区の『みどり湯』からSansukeという新たな日本文化が生まれようとしています。
しかしその新たな文化は真新しいものではなく、日本の文化である三助から継承され、育っていく文化であると思います。
失われつつある三助という日本の文化を新たなかたちでまた育てていく。
その大きな第一歩を踏み出す月足弘法さんと清水智子さんの熱量や勇気、そして力強さが伝わるようにと想いをこめて一筆入魂させていただきました。」

 

月1回のペースで開催される現代版Sansukeをぜひ体験してみてください!

目黒区にある『みどり湯』で、同じく目黒区出身のあん摩マッサージ指圧師の月足さん、『みどり湯』近くにお住まいの元三助の坊山さん、目黒区出身で銭湯や三助の歴史に詳しい町田さんと、このプロジェクトは「目黒から生まれた現代版Sansuke」という側面もあります。

曜日や時間帯、料金など、まだ固定されていませんが、2018/2/6(お風呂の日)16時〜18時を第1回目としてスタートし、毎月1回のペースで開催されます。

第2回目の日程も決まったようですので、こちらもチェックしてみてください。

 
【自由が丘『みどり湯』 Sansuke(背中流し+指圧マッサージ)イベント概要】

第1回目 2月6日(火)16時~18時 (2/6の予約は満員になりました!
第2回目 3月10日(土)17時~19時 (3/10の予約は満員になりました!

料金無料・予約制(ひとり約10分)
各回の定員7名
※スタートしてからしばらく期間限定で料金無料になりますが、通常の入浴料460円は必要です
※空きがあれば当日受付も可能です
※男湯のみとなります

ぜひ一度体験してみてください!

AUTHOR

n.yusuke。

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SANSUKEサンスケマッサージみどり湯三助指圧流し目黒区自由が丘
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