年も明けまして皆様、いかがお過ごしでしょうか♨️風邪などひいていませんでしょうか?
本年もお湯の神様に感謝を込めて。ヤマモトが新年一発目にご紹介する愛すべき銭湯は!
「立川湯屋敷 梅の湯」です!!
今回は23区を出て立川市、立川駅へ。
今までなかなか足を運ぶ機会がなかったのですが、ず~っと気になっていた銭湯です。念願叶って行って参りました!
立川駅前から続く大通りから1本小道を入ってすぐ、目に入ってくる「ゆ」の梅の花が目印です。
さてこの銭湯、何が凄いかって、入り口をくぐれば直ぐに分かります……。
はい!何これ!
漫画、漫画、漫画の山!
その数、10000冊以上!
今も増え続けているそうです。
今回お話を伺ったのは、「立川湯屋敷 梅の湯」店主の佐伯さん。とっても面白く気さくな方で、ものすごいコレクター魂の持ち主です。
何でも集めちゃう佐伯さん、集めちゃうのは漫画だけではないようです。
2階のお風呂へ向かうための階段に備え付けられたガラスケースには沢山のフィギュアコレクションが!
階段を登りきるまで続きます!
そして2階にもまだまだ漫画!
アーケードゲームまで有るんだから、もはや漫画喫茶越えの充実空間。
しかも注目すべきは、漫画の全てが出版社ごとにしっかりと分けられており、巻数もきちっと順に並んでることです。
「なんでも綺麗に並んでるものが好きでさ。キッチリ並んでないと気になっちゃう性格なんだよね。ほら、ここに『ミナミの帝王』の一巻がないとかねぇ……。」
と話しながら漫画の整頓を始める佐伯さん。
佐伯さんの几帳面な性格が銭湯にそのまま現れているな、と感じます!
このようにアミューズメント的要素が多いためか、他の銭湯に比べ若い方の利用が多いようです。しかし、お年寄りの方もお風呂上がりに漫画を読んで行かれるそうですよ。
玄関の方にまで漫画棚があるんです。もはや手の届かない天井付近にも棚。漫画が多すぎて、もう棚を作るスペースが無くなって来ちゃっている模様(笑)。 佐伯さん曰く、コレクションしたいだけなので、最悪読まれなくても良いそうです。本当……?
「⚪︎⚪︎っていう漫画は置いてますか?」とお客さんに聞かれて置いていない場合、悔しくて取り揃えたこともあるそう。コレクターのプライドが垣間見えます!
兎にも角にも、こんなにお風呂以外に撮りどころのある銭湯は初めてです!
銭湯ソムリエを目指し日々入湯中。銭湯、音楽、巨大建造物が好きです。
INSTAGRAM好きな湯は炭酸泉。温冷浴修行中。