さて、日々是銭湯です。
本日は、ディープな蒲田・蒲田温泉へまいりましょう。
JR蒲田駅東口から大田区役所前をとおり、環八へ。
このへんは、中央郵便局、警察署、蒲田税務署などお役所がかたまる一角。
環八を越えてしばらく商店やスナックの連なる通りを進み、路地を入ると蒲田温泉の看板が見えてきます。
蒲田駅からは10~15分くらいでしょうか。
路地に大きな看板と、ネオンサイン。
古びた温泉街に迷い込んでしまったような外観です・・・夕方から夜に行くと、ちょっとした旅行気分にひたれそう。
460円で入れる普通の銭湯ですが、設備は充実。
2階大広間ではカラオケもお食事も楽しめます。さらには仮眠室やマッサージもあるらしい(未確認)。
そして営業時間の長さが驚異的です。
年中無休・10:00~25:00 って、ほぼいつでも行けるじゃないですか・・!
どうしても夜行けないときの朝風呂や、飲みに行く前の昼風呂など、活用させていただいております。
入場券は券売機で。手ぶらセットや、浴衣手ぶらセットもあります。
2階では食事もできるので、浴衣を借りて一日のんびり、なんて楽しみ方もできますよ。
脱衣所・浴場は年季の入った渋い雰囲気。
浴場ペンキ絵はなく、内装はタイルです。
銭湯とスーパー銭湯の間のような・・・でも昭和の空気満載・・・という感じ。
浴場内はこちら。
(※見取り図は「女湯」です。念のため。)
ここの特徴は、なんといっても「濃い!」黒湯です。
地域一番濃いとも言われ、確かにちょっと体を沈めるともう見えないほど。
黒湯には「高温湯」と「低温湯」がありますが、低温湯も かなり(!!)熱いです。気をつけて!
これがたまらないのよねー、というお客さんも多いのだとか。
うん、わかります。ちょっとくせになる感じ・・・でもやっぱり熱いので、うめ水をして大丈夫です。
蛇口から出る水も黒湯なので、温泉が薄まる心配もなし。
(「低温湯」の方ではうめ水をしている人もよく見かけるので、やっぱり熱いのだと思います 笑)
超音波ジャグジーとガリウム石温浴泉の方はおだやかな温度。普通のお湯ならこっちでもいいですね。
サウナもあり、こちらは無料で入れます。
(東京銭湯のメンバーに聞いたところ、他区ではサウナは別料金のところも多いのだとか。
知らなかった・・・しかし私はサウナ入らない派なので、もったいないことこのうえないのでした)
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高温の黒湯でポカポカにあたたまり一休みしていると、2階からはカラオケの音が!
そう、ここはまだ見どころの2階宴会場があるのですが、それはまた別の記事にてレポートいたします。
わいわいと、友達や家族でレジャー的に遊びに行くのもよい蒲田温泉。
味わい深く、何度も行っているのにまだ全貌がつかめていません。それもまた魅力です。
年季の入った常連さんたちに混じって、風呂あがりに2階でビールが飲めるようになったら私も一人前・・・まだまだ精進精進ですね。
それではみなさま、今宵もよいお湯を。
【おまけ*設備チェック】
温泉:有り/サウナ:あり/ロッカー:コイン不要/ドライヤー:20円3分/体重計:デジタル/
脱衣所:ランドリー有り・マッサージチェア有り・うちわあり(ちょっと嬉しい)/
休憩所:マッサージチェア・足マッサージ機あり/手ぶらセット販売有り
(訪問日:2015年6月)
黒湯豊富な大田区に生まれ、銭湯の恩恵を受けてスクスク育ちました。
X大田区中心に、日常的に銭湯利用中。本業は植物やお花のアレコレ。