ほぼ文京区の台東区にある、歴史ある銭湯『朝日湯』
台東区といえば昔ながらの宮造りの重厚な銭湯が多い印象ですが、こちらも創業明治と歴史のある銭湯です。
しかし小洒落たお店が並ぶ「さんさき坂」に面した建物は、ベージュの明るい印象で『溶岩浴 酸素カプセル』という看板もあることから、昔ながらの銭湯とは違ったスタイルで営業されているようです。
数メートル先は文京区という立地のせいか、いわゆる台東区らしい空気感が少ない印象です。
私が訪問したのは、とある日曜日の午後。
小雨が降る中、近くで仕事をして「近所に銭湯無いかな?」と検索して見つけたのがこちらでした。
暖簾をくぐり、銭湯によくある不思議な傘立てに濡れた傘を収納し、フロントでお金を払いました。元々銭湯に行く予定ではなかったのでタオルを持っておらず、手ぶらセットも購入。
ちなみに、検索では「美人の看板娘」がいるとあったのでひそかに期待しておりましたが、男性でした。
サウナはあるけど水風呂なし
浴室へ入ると手前左手にサウナ室、右にシャワーブース(シャワーカーテンがあるのが珍しい)。そして奥に3つの浴槽が並んでいます。
私が行った日の日替わり湯はゲルマニウム温泉、さらには紅茶湯、アロエ風呂などの変わり湯など、いろいろと工夫されているところが伺えます。
都内の銭湯らしくお湯は熱め。
私はサウナや温冷交代浴も好きなので水風呂が無いと生きていけないタイプの銭湯LOVERなのですが、なんと残念なことにこちらには水風呂が存在していません!
熱いお湯、さらにサウナがあるのに水風呂が無いなんて、この火照った身体をどこで冷やせというのか!?
そう嘆いた私でしたが、その答えは銭湯には珍しいシャワーカーテンの存在かもしれません。
シャワーカーテンのおかげで勢いよく頭から冷水シャワーを堪能!
水が飛び散らないように仕切り壁があるのは当然として『朝日湯』の立ちシャワーは入口をふさぐシャワーカーテンが設えられています。当初その存在を不思議に思いましたが、身体を冷やすためにシャワーを浴びて納得しました。
サウナや熱湯で温まった人は、ここで頭から冷水シャワーを思う存分浴びるのだろうと!
激しくほとばしる冷たい水が、入口を通るまわりの人に掛からないように、このシャワーカーテンがあるのだろう。
水風呂がないことは残念とは思いましたが、頭から勢いよく浴びることができるシャワーで程よく冷やされて、汗を止めることができました。
待合スペースで夕方のニュース番組を眺め一息つきつつ、喉が渇いたので炭酸水でも買おうと思いましたが、ここは我慢。
不忍通りを根津駅へと向かう道中で、さくっとビールを一杯飲める店を探そうと思い、何も飲まずに出ました。
なお、帰るとき受付に座っていたのは、美しい女性であったことを付け加えておきます。
仕事に疲れると多摩地区の銭湯に出没。またFリーグアウェイ遠征時は各地域の銭湯を利用します。
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