浅草の下町にある、“色んな種類のお風呂に入れちゃう”宮造り銭湯
台東区には『鶴の湯』が2つありますが、浅草と南千住に間にこの『鶴の湯』はあります。
浅草駅からは歩いて14分のところにある銭湯です。
とても立派な宮造りの外観にほれぼれします。
入り口には何種類もの湯船が書かれていて、その数8個!!下駄箱のところにラドン風呂の装置が置かれていました。
暖簾をくぐると素晴らしい折り上げ格天井。
広々とした脱衣所の真ん中にほ大きなテーブルがあるので、ちょっと荷物を置いたりするのに便利です。
どんな順番でお風呂に入ろうか頭の中で考えながら浴室へ。
旅館みたいな空間で、ゆったり、“おこもり風呂”
浴室の扉を開けるとカランスペースが真ん中、そこを囲むように湯船があります。
ラドンと薬湯露天は個室みたいになっています。この薬湯、じっこうという香りでとても好きな香り。
岩風呂の造りと相まって、旅館にきたような気持ちになりました。深呼吸して香りを楽しむと本当にリラックスできます。人の目もあまり気にならずお湯の没頭できちゃいました。
ミネラル風呂には電気風呂、ジャグジーもあり、シルキー風呂は39〜40度くらいと体に優しい温度になっているので、ぬる湯派も、お子さんも入りやすいと思います。
そして私がこの銭湯でチェックして欲しいのが、排水溝です!!
普段目にしないとは思いますが、ここのは海に浮かぶ船の柄!!
こんな細部までもこだわってるってすごいなぁ。
ドライヤーは20円。脱衣所から続くフロントの小窓がないので、入る前に小銭の確認をするのをオススメします。
アットホームな雰囲気の『鶴の湯』。
フロントの方も優しく最後まで癒されっぱなしの銭湯でした。ありがとうございました。
東京都生まれ。銭湯、銭湯の歴史、文化好き。宮造り銭湯とぬる湯が好き、という相反するものを好物としています。
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