地域に溶け込む、みんなの銭湯
小田急線(JR横浜線)の町田駅からバスで5分程揺られて「滝の沢-バス停」を降ります。そこから少し住宅街を歩いていると、大きな煙突が見えます。そこには大きく『大蔵湯』の文字が。今回の目的地の『大蔵湯』です。
『大蔵湯』は昭和41創業 町田市の銭湯で、 平成28年12月5日 リニューアルオープンしました。
木の質感を活かした大空間
リノベーション(改修)された、銭湯なのですが、でもなんだか懐かしい。そんなホッとできる場所がここにはあります。さっそく料金「大人-460円(2019年7月現在)」を払い、番台を抜けると広々とした脱衣所に。脱衣所を入った先には畳張り、天井は男女に繋がり、吹き抜けのあるとても高い空間です。そして脱衣所にも小さな緑が。
洗い場は14個。檜(ひのき)のお風呂は、あつ湯-44度、ぬるま湯-42度、水風呂-18度の3種類。全て軟水。
では早速入浴です!!
お湯・雰囲気・木の香り。3つの良さを感じれる銭湯です
水の流れる音が気持ち良く、正面の壁には10mm程度の大きさのモザイクタイルが敷き詰められ、大きな黄色い富士山が見えます。外にも緑が。そして高い天井の横の壁には、連子格子(れんじこうし)から差し込む光がぽつぽつと。
私が入らせていただいた日は平日の月曜日の16時30分。なのに15人もいる賑やかさ。大きな明るい富士山を眺めながら、ぬるま湯→あつ湯→水風呂→ぬるま湯がおすすめです。(常連らしき方々がぐるぐる時間をかけて入っていたのを真似したのは内緒です)。私も同じ様にそれを3セット、檜の匂いで癒やされつつ、堪能しました。
高い天井からそよぐ風が気持ちよく、大きな湯船につかると、時間がゆっくりと進むように感じます。サウナ(男湯は95度)もあります。サウナを利用すると、バスタオル、フェイスタオル、フレッサーが付いてきますので、準備なしでもサウナに入れますよ!
狙い目はイベント湯
『大蔵湯』は月に2度ほど【イベント湯】をやっています。
2019年7月7日(日) ペパーミント湯、2019年7月27日(土)ももの葉。 イベント時に通うといつもと違う『大蔵湯』が楽しめるのでこれもまたおすすめです!!
町田市は東京都ですが、『大蔵湯』の東京とは思えない静かさは心地よいです。風呂上がりはバスに揺られて、ついうっかり、うとうとしながら、町田駅で降り居酒屋へ。というコースは、幸せな気持ちになりますので是非試してみて下さい!!
「本当の"まち"づくり」とは何か?人への感謝を大切にその土地の人とそこにしかないモノやコトで"まち"を"まち"づくりを編集し世界を1mmでも良くする"暮らしの職人"です。東京から大分県日田市に通い"まち"づくりをやっています。
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