大田区と言えば、黒湯の温泉銭湯!!
久が原駅徒歩1分以内。駅を降りると目の前に見える好立地の大田区『益の湯』。
下町好きにはたまらない、ワンマン電車、踏切、商店街が1箇所に集まっています。昭和な雰囲気がありつつ、新しいお店もちらほらと。新旧の融合する街並みに合わせて、ここ『益の湯』はレトロな雰囲気を持ちつつ、各所綺麗に手が行き届いている銭湯です。
たかが1段、されど1段の心づかい。
玄関に入ると、真っ先に目に入ってくるのが「土足禁止」の文字と1段低い敷居。これは下駄箱への敷居を1段分下げることで、お客様が昇降しやすいようにした銭湯側の配慮なんです。
子ども達やおじいさん、おばあさんもすんなりと靴を脱いだり履いたりしていきます。このような心づかいのある銭湯は本当に素敵です。
中に入ると、心暖かく女将さんが出迎えてくれます。
常連さんは好きなロッカー番号が使えます。ロッカーの好みも人それぞれですよね。暖簾をくぐって、レトロな脱衣所へ。
そして、その奥には待っていました!とばかりに黒色の温泉が目に入ります。
温泉好きにはたまらない、絶品の冷鉱泉あり。
浴槽は全部で3つ。さら湯、ぬる湯、あつ湯。後者の2つが黒い温泉、いわゆる「黒湯」です。
源泉を40℃超まで温めてくれています(温めるのも一苦労)。「メタケイ酸」と「重炭酸そうだ」の規定による立派な温泉です。温泉好きにはたまらないですね。
さら湯、ぬる湯、あつ湯。水風呂はないのか……と思った方もいるのではないでしょうか。安心してください。ここには、絶品の冷鉱泉があります。
そう、忘れてはならないのが、ぬる湯とあつ湯の間にある蛇口。
ここから冷たい黒湯、18℃の源泉を堪能できます。源泉を浴びて交互浴も可能です。
『益の湯』はサウナもあるので、この源泉を浴びることでサウナ後もひんやりすっきり。「メタケイ酸」と「重炭酸そうだ」の効果で肌もさっぱり。
そのため、夏場でも楽しめる銭湯です。
ちなみに『益の湯』では、土・日・祝日のみサウナを無料(銭湯料金)で解放。
銭湯料金でサウナまで楽しめてしまいます。サウナ好きにもたまらないですね。
温泉好きも、鉱泉好きも、サウナ好きも、レトロ好きも皆さんが楽しめる。
そして落ち着けて、冬も夏も1年中同じ料金、駅近の温泉銭湯。
こんなに素敵な『益の湯』。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
温泉若手の会 主宰。鮮度を重視する温泉マニア。
INSTAGRAMFACEBOOK温泉が好きすぎて47都道府県の温泉に入湯。総入湯数は1000以上。
『一湯一会』を合言葉に気楽に湯めぐりしています。
温泉ソムリエ、温泉観光管理士などいくつかの温泉資格を保有。
日本旅のペンクラブ会員。