【江東区/西大島駅】第二久の湯

1950年創業、歴史を感じるたたずまい

西大島駅近く、明治通りを一本中に入った路地にあるのが『第二久の湯』。
1950（昭和25）年創業、歴史の長さを感じさせる外観です。
三角の切妻屋根の部分に『久の湯』と屋号が入っているのがかっこいい！　フロント式の入り口になっています。

ペンキ絵＆タイル絵が豪華！　熱めのお湯で下町レトロ銭湯体験

外観と同じく、中も昔ながらの雰囲気でいっぱい！　レトロ好きにはたまらない空間です。

浴室に入るとまず目をひくのが壁のペンキ絵とタイル絵。
浴室の背景の壁には銭湯絵師・中島盛夫さん作のペンキ絵があり圧巻です！
男湯は富士山、女湯は赤富士が描かれていました。

そして、ペンキ絵の下、浴槽との間の空間にはタイル絵が。男湯は子鹿の可愛らしい絵柄、女湯は金魚や鯉が泳ぐ絵柄です。黒出目金が描かれているのに「かわいい！」と、ときめきました。
ペンキ絵とタイル絵が両方楽しめるなんて嬉しい贅沢ですね！

お湯の温度は少し熱めの43度ほどでよく温まります。深さの違う３つのお風呂があります。
深めの座り風呂（水枕付き）、浅めのバイブラ（広い）、深さ中くらいの薬湯。
薬湯は日替わりでいろいろなお湯を楽しめます。

さらに、サウナ＆水風呂も！
サウナは+230円で利用できます。水風呂はよく冷えていて気持ちいい！　ほかのお風呂と少し離れた配置になっていて半個室風なのも、「ととのい」度を上げてくれそうです。
サウナ後に入るのはもちろん、交互浴にもおすすめです。

昔ながらの雰囲気いっぱいの脱衣所、男湯には庭が見える縁側も♪

脱衣所には籐製の脱衣カゴや釜形ドライヤーなどの昔ながらのアイテムがあり、レトロ気分を高めてくれます。

男湯の脱衣所には縁側があり、立派な庭を眺めることができるそうです。（う、うらやましいぃぃ……！！！）
ロビーではドリンクに加えアイスも販売されているので、湯あがりの楽しみも。

湯あがり……といえば、脱衣所で流れる有線の懐かしの名曲を、常連さんと一緒に口ずさんだのも楽しいひとときでした（笑）