震災にも負けなった、漁師たちの憩いの場『亀乃湯』
気仙沼駅から車で20分ほど行ったところに、その銭湯はあります。
港についた漁師たちを、文字通り温かく受け入れてくれる銭湯【亀乃湯】さん。
3.11の津波に屈せず、地元住民やボランティアの手を借りて再オープンを遂げたタフな銭湯です。
神棚の下に設けられたくつろぎスペースでは、風呂上がりの漁師たちとおかみさんが、漁の獲れ高や明日の天気の話を気さくに交わしておりました。
フロント近くの棚には、まさに ” 漁師のための銭湯 “ とでも言うように、漁船の名前の書かれた洗面器が港に停泊した船のように、きれいに並べられています。
東京では見られない銭湯の姿に、地元と銭湯の強い結びつきを感じましたし、
風土と銭湯の ” 家族みたいな関係 “ を、一層おもしろく感じるキッカケとなりました!
気仙沼には海の幸だけでなく、お湯の幸がある!間違いない!
湯船につかりながら、おっちゃんを観察するのが好きです。
(見てて飽きないっす。)
旅先での銭湯が好きな、広告系会社員。