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「湯を沸かすほどの熱い愛 × 月の湯」 パネル展が「梅の湯」で開催中!

〒116-0011 荒川区西尾久4-13-2

はじめまして。荒川区 尾久「梅の湯」三代目です!

2月14日より「梅の湯」で開催しています「湯を沸かすほどの熱い愛 × 月の湯」パネル展。
その様子をレポートしたいと思います。

「梅の湯」三代目の”熱い愛”が随所に見られる展示となっています!

 


映画「湯を沸かすほどの熱い愛」


2016年10月29日(土)より公開され今も尚、全国ロング上映中の「湯を沸かすほどの熱い愛」。

日本アカデミー賞 6部門受賞をはじめ、さまざまな映画賞を受賞した、中野量太監督 商業用長編デビュー作品。

ストーリー
夫の一浩とともに銭湯を営んでいた双葉は、他ならぬ夫の失踪とともにそれを休み、パン屋店員のバイトで娘の安澄を支えていた。そうした暮らしのなかで体の不調に悩む彼女が、意を決して病院で検査を受けたところ、返ってきたのは末期ガンの宣告だった。2か月の余命しか自分に残されてはいないと知り落ち込まされる双葉だったが、すぐに残されたやるべき仕事の多さを悟り立ち上がる。

銭湯が舞台となっているだけあって公開当初から、多くの銭湯ファンの間で話題になり、さらには「とにかく泣ける」「ラストが衝撃的だった」などの口コミに後押しされ、今もなお上映が続いている作品です。

先日の日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞を宮沢りえさん、最優秀助演女優賞を杉崎花さんが受賞しました!
おめでとうございます!

 


映画のロケ地となった月の湯


映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で登場する「幸の湯」は2つの銭湯がロケ地として使われています。
主に外観、裏の駐車場は足利市の「花の湯」、そして脱衣場、浴室は文京区 の「月の湯」で撮影が行われました。

足利「花の湯」は現在も営業中ですが、文京区「月の湯」は撮影後、文京建築会ユースの皆さんによって保存活動が行われていましたが、間もなく廃業し建物はすでに解体され、今ではその姿を見ることが出来なくなってしまいました。

 


湯を沸かすほどの熱い愛 × 月の湯 パネル展


そんな映画とロケ地銭湯をテーマにしたパネル展の様子、早速ご紹介していきます。

梅の湯 ロビースペースの1面を使って、パネルや物品が展示されています。
お風呂上がりに一息休憩がてらに展示を見ることが出来ます。

映画のシーンを切り取ったパネル。その下にはケロリン桶に入ったチラシがあります。

こちらは「月の湯」のパネルです。一番上には店頭ののれんと同じデザインの手ぬぐいが飾られています。

月の湯のご主人 山田さん。いつも元気でまさに銭湯のオヤジといった方です。

こちらではプロジェクターで映像が流されています。映画の予告編・「月の湯」大そうじ・「月の湯」スライドショーといった内容です。全部で約12分ほど。

テーブルの上には映画の原作本、パンフレットも置かれています。

こちらは文京区浴場組合発行の冊子と文京建築会ユースによる「月の湯」の冊子。

タブレットでは月の湯内部の360度 パノラマ画像が見ることができます。
指でグリグリすると浴室の全方向が一度に見ることができます。

ん?こちらの箱みたいなものはなんでしょう?

中になにか写っているので、のぞいてみると…「月の湯」の脱衣場です!それが目の前に!
しかも見る方向を変えると、脱衣場の景色も変わります!まるでその場にいるかのようだ…面白い!

これは映画のポスターと同じデザインのスタンプです。今回の展示の為に配給会社さん公認で製作しました。
台紙も用意してあるので、記念に押して持ち帰れます!

その他にも月の湯で実際に使われていた、番台のぼり台や脱衣カゴ…

浴室にあった広告なども展示されています。

展示の補足パネルには「梅の湯」三代目のコメントも添えられていたり…

 


展示にあたっての「梅の湯」三代目の「熱い愛」


ひょんな事から、映画のパネルをお借りする機会ができて、ロケ地となった「月の湯」を保存しようと活動していた文京建築会ユースの皆さんとも親交がありました。
どうせパネル展示するなら、自分が面白いと思う形で展示したいと思ったし、これをキッカケに映画も見てもらいたいし、銭湯というものに興味を持ってもらえるような事をやりたくて、その結果がこういった形の展示となりました。

特にパノラマ画像をゴーグル使って見ると面白いというのを、とにかく皆さんに伝えたくて( 笑)。
そして偶然にも昨年9月にオープンした「CINEMA Chupki TABATA」という映画館で3/2~31まで「湯を沸かすほどの熱い愛」の上映が始まりました。

梅の湯での展示も3月5日までの予定でしたが、少し延長して続けたいと思っていますので、映画の鑑賞と合わせて楽しんでもらえたらと思います。

 


銭湯という場所を使って、色々なことを発信していきたい


銭湯はお風呂に入りに来る場所であることはかわりませんが、その銭湯という場所をつかって、自分が面白いと思うことを発信してみました。今後は展示だけでなく、イベントを行うことで皆さんが今まで知らなかったことを発信、体験できるような場所になりたいと考えています。

梅の湯のスペースを使って、展示をしたい・イベントをやりたいという方、お待ちしています!

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梅の湯

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