ギャラリービブリオにて西村繁男絵本原画展「おふろやさん」開催
こんにちは、きうい(渡邊健太)です。
銭湯の絵本は読んだことありますか?
今回は、銭湯好きな大人にも子どももみんなに読んでもらいたい、「おふろやさん」という絵本と、作者である西村繁男さんの絵本原画展「おふろやさん」のご案内です。
銭湯の「あるある!」が見つけられる絵本です!
『おふろやさん』(福音館書店・900円)は、西村繁男さんが描かれた絵本で、現在では数多く刊行される銭湯をモチーフにした絵本の元祖的作品。家族と一緒におふろやさんに行った「あっちゃん」が出会った風景や人々との触れ合いを生き生きと描いてある人気のロングセラー絵本(初出は1977年)です。
最初の1ページ、
「これから、あっちゃんは、おとうさんと おかあさんと あかちゃんといっしょに おふろやさんにでかけます。」
文章はこれだけで、あとは文字が出てこないノンバーバル(言葉、セリフのない)な絵本。銭湯好きもじっくりと見いってしまうほど、細部までしっかりと描き込まれています。
メインビジュアルは浴槽で悪ふざけをした悪童が雷オヤジに叱られているシーン。次のページではちゃんと謝った悪童らに雷オヤジがニコニコと語りかけるシーンが描かれています。今ではほとんど見られなくなった銭湯広告なども描かれており、当時の様子がうかがえます。
主人公の「あっちゃん」目線で描かれており、おふろやさんのなかのふしぎなものや素敵な人たちとの触れ合いや「あるある」を絵だけで楽しく伝えてくれますよ。
ぜひ、西村繁男絵本原画展「おふろやさん」に足を運んで、自分の記憶の中にある銭湯の「あるある」を見つけてみてください。
西村繁男絵本原画展「おふろやさん」概要
2019年10月31日(木)~11月10日(日)
11時〜19時 水曜(11月6日)定休 入場無料
ギャラリービブリオ
〒186-0004 国立市中1-10-38
TEL:042-511-4368 (電話)
http://www.gbiblio.jp/
国立駅前・築半世紀の木造民家を改装した畳敷きの画廊です。
「本当の"まち"づくり」とは何か?人への感謝を大切にその土地の人とそこにしかないモノやコトで"まち"を"まち"づくりを編集し世界を1mmでも良くする"暮らしの職人"です。東京から大分県日田市に通い"まち"づくりをやっています。
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