銭湯イラストレーターenya honamiが都内の銭湯を図解する「銭湯図解」シリーズ。ネットなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか?
銭湯の内部がわかる見取り図でありながら、そこに集う人々の表情やしぐさまで緻密に描かれ「こういう人、いるいる!」と思わずほっこりしてしまう作品たち。じっくり隅から隅まで見たくなる細かい描写は、本当に銭湯が好きなんだろうなあ…と伝わってきます。
そんなenyaさんの「銭湯図解」を集めた展覧会が、東京・高円寺の『小杉湯』にて開催されます!
期間は2017年8月1日(火)から8月30日(水)まで。お風呂上がりにゆっくりじっくり、銭湯図解の世界をお楽しみください。
「銭湯図解」全26作品が一同に展示!
銭湯図解の作者であるenyaさんは早稲田大学建築学科を卒業した後、設計事務所に就職するも激務で体を壊し休職していました。そんな時に銭湯に出会い、語らずとも人の温もりを感じられる銭湯が彼女の支えになっていたそう。
銭湯で救われた彼女が、銭湯への恩返しで描いたのが「銭湯図解」です。
ネットで話題となった「銭湯図解」がきっかけで、enyaさんはその後『小杉湯』に転職。現在、小杉湯で番台と店内・掲示物デザインを担当しながら、ねとらぼで銭湯図解の記事を連載しています。
展示場所は高円寺から徒歩5分、子供からお年寄りまで多世代の人々に愛される老舗銭湯『小杉湯』。
お風呂上がりのひと時を過ごせる待合室の壁一面を使って、全26作品の「銭湯図解」が展示されます。
全作品まとめて並べて見たら圧巻…!の予感。
細部まで緻密に描かれた全26銭湯の「銭湯図解」。すべて並ぶのが楽しみですね!
同時開催「アーティストin銭湯展」
ギャラリーのもう一面では、enyaさんが所属する“銭湯ぐらし”の「アーティストin銭湯展」も同時開催!
“銭湯ぐらし”は、来年に取り壊される小杉湯隣のアパートを拠点に、銭湯と暮らしの可能性を探るプロジェクトです。
アーティストin銭湯は、アパートの一室を一ヶ月間アーティストにアトリエとして提供するプログラム。今回の展示では、“銭湯ぐらし”の部屋で描かれてきた作品が展示されます。
3人のアーティストが銭湯のある暮らしの中で描いた作品をぜひご覧ください。
小杉湯番台でenyaさんに会える!
enyaさんは火・日曜日の21:30~23:30と、金曜日の19:30~21:30に小杉湯番台を担当されています。
番台をしながら、新しい図解の制作に取り掛かっているかも。お気軽にお声がけください。
♨開催概要♨
日時 : 2017年8月1日(火)~8月30日(水)
定休日 : 木曜日
時間 : 15:30~25:45 ※最終受付25:30
会場 : 小杉湯
アクセス: 東京都杉並区高円寺北3-32-2 ※JR高円寺駅より徒歩5分
入館料 : 460円 (入浴料)
受付: 現地の番台で受付
東京銭湯の運営スタッフです!
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