【冷水と温熱のあいだ⑥】初めての温冷浴　今回はベトナム人！

銭湯バンザイ！！！！！！

これまで数度にわたって温冷浴にまつわるコラムを乱筆させていただきましたが、より世の中に広めようということで

特別企画「外国人　初めての温冷浴」。

外国の方に、温冷浴を教えちゃいましょう、という企画でございます。果たして、どんな反応をいただけるのか？
ということで早速、今回の外国の方は……

キウ　こんにちわ。キウと申します。ベトナムのハノイから来ました。

−−　はい、第一回は、ベトナム人のキウさんに温冷浴を体験していただきます。

キウ　宜しくお願いします。

−−　キウさんはどうして日本にきたのですか。

キウ　日本の技術を学びたくて、学生のとき２００５年に日本にきました。

−−　それで、日本語が上手なんですね。では、銭湯には行ったことがありますか。

キウ　ないです。

−−　おお。では、裸になるのは大丈夫ですか。

キウ　それは大丈夫。温泉にいったことがあります。

−−　それはよかった。今日は銭湯という公共のお風呂で、「温冷浴」という入浴方法をご紹介します。

キウ　オンレイヨク？よくわかりませんけどわかりました。

−−　簡単にいうと、お湯と水に交互に入る方法です。

キウ　わかりました。

ということで、勝どき駅近くの「勝どき湯」にて、銭湯初めての外国人に温冷浴をやってもらう、という暴挙に出てみました。

−−　どうでした？温冷浴。

キウ　最初、水風呂がつめたかった。２回目くらいからよくなった。終わった後、気分がいい。きもちがいい。

−−　それはよかった。

キウ　服をきると体から暖かいのがわかる。お腹があかくなってる。太ももがかなりあつい。筋肉があるところがあたたかいのでは。上半身はあんまりです。なぜなら僕は上半身筋肉があまりないから。

−−　おお、理系的考察。また、やってみたいですか。

キウ　はい、やり方は簡単だし、やってみたいです。とくに疲れたときとか。あと、肌にもよさそうなので、肌に悩んでいる友達にも紹介したい。

−−　おお、それは嬉しい！ぜひ。ベトナムでは銭湯はありますか？

キウ　ないです。あまり外で裸になることはないです。欧米の文化が入ってきたので家にはバスタブがありますが、僕の知る限り、あまり、入浴する、という文化はないです。

−−　そうなんですね。では日本の銭湯はどうですか？

キウ　いいですね。でも、４６０円が毎日行くのはちょっと高いと思った。家の近くにあるので、行くとしたら、２週間に１回くらいかな。

−−　なるほど。東京や日本中、銭湯はたくさんあるので、チャンスがあれば、ぜひ今後も行ってみてください。

キウ　わかりました。行ってみます。

−−　はい、今日はありがとうございましたー！

今回はベトナム人のキウさんに温冷浴を体験していただきました。さすが理系の技術者。、浴後の帰り道に体の状態を観察していたのがとても印象的です。
ということで、今後も随時、本企画をすすめていきますので、温冷浴をやってみたい、銭湯に興味がある、という外国の方を大募集させていただきます。興味がある、または、ありそうな方はぜひご連絡ください。

では、よい銭湯ライフを！