【板橋区/千川駅】クアパレス藤

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【板橋区/千川駅】クアパレス藤

植物と熱帯魚に癒される、リニューアル済みのおしゃれ銭湯

 
千川駅から徒歩13分の場所にある、2017年12月にリニューアルオープンした『クアパレス藤』。

駅から少し遠いためか、知っている人もあまり多くない穴場銭湯だと個人的に思います。

黄緑色ののれんが目立つ正面入り口右手には、コインランドリーも併設。
フロント兼ロビーには大きなアクアリウム(水槽)があり、さまざまな熱帯魚が泳いでいます。
それを子どもたちが食い入るように見ており、まるで小さな水族館のようでした。

「いろいろな熱帯魚がいますね」と番台のお父さんに声をかけてみると

「これはすべて買ったもんじゃないんだ。自分で勝浦までいって(捕獲したものを)稚魚から育てているんだ。
長いので10年は生きているよ」

と丁寧に教えてくれました。

お魚のほかにも、ロビーやお風呂に植物が飾られており、自然あふれる空間に仕上がっているのが印象的です。
『クアパレス藤』について調べてみると、リニューアル時のコンセプトを「テラリウム」にしたそう。「テラリウム」とは、ガラス容器などで植物や生物を飼育する園芸のスタイルのことで、どうりで生き物が多いと納得がいきました。

 

大きなお風呂を一人占め! のぼせたら外気浴でホッと一息

 
お風呂の種類も十分です。「露天風呂」にはじまり、美肌効果のある「ナノ湯」、約20度の「水風呂」、10人は入れる大きな「温湯」「ジェットバス」など飽きることなく楽しめます。もちろんサウナもありますよ。

「ナノ湯」ではイベント湯も行われ、僕が行ったときは「ゆず湯」でした。ゆずのいい香りが浴室に広がっていました。

露天風呂には外気浴ができるように、椅子が二つとベンチが一つ置かれているので、少しのぼせてきた方やサウナーにも嬉しい心配りがされています。露天風呂は吹き抜けとなっているので、空を見上げながらお風呂につかることもでき、自然と開放的な気分に。

穴場銭湯なためかそれほど人が多くなく、露天風呂はときに一人占め、大きな浴槽の温湯では足を伸ばしながら浸かることもできました。リニューアルから間もないので店内はピカピカです。

ちなみにシャンプーとリンスは常設されていないので、持参するのを忘れないようにしましょう。

 

お風呂上りの一杯とフレンドリーな番台のお父さん

 
お風呂の後はフロントでビールやおつまみを買うこともできます。家族連れで来ているお客さんも多く、お父さんはビール、子どもはビン牛乳を幸せそうな顔でグビグビ飲んでいて、風呂上がりの一杯は大人子ども関係なく、至福の時間だと感じました。

店内の写真をパシャパシャと撮っていると、番台のお父さんが
「俺も写真をやってて、飛行機の写真をよく撮ってたんだ。これ見てよ」
と、30年以上前に撮ったブルーインパルス*の写真を見せてくれました。
*航空自衛隊の中でもアクロバット飛行を得意とする専門チーム

 
気さくに話しかけいたのは僕だけではなく、タオルを忘れたお客さんには「これ使いなよ」とタオルを借してあげたり、「いつもどうも!」と常連さんに声をかけていたりと、とてもフレンドリーなお父さんでした。

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高木

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クアパレス藤千川駅板橋区
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