じつはとっても広い。脱衣ロッカーは40個を超え、カランは40か所、浴槽は7つもある『大勝湯』。
都電荒川線「三ノ輪橋」駅を降り、活気のある商店街を抜けていくと、商店街のど真ん中に銭湯『大勝湯』が見えてきます。ビルの一階にあるようで、すぐ横にはコインランドリーも。その佇まいは昔ながらの銭湯好きにはたまらないレトロな雰囲気を身に纏います。
少し興奮気味に「ゆ」の暖簾をくぐるとレトロな面持ちではありますが、脱衣所、お手洗い場、細部に至るまで清潔に保たれていました。脱衣所、浴室はとっても広い!脱衣ロッカーは40個を超え、カランは40か所もありました。夏は冷房、冬は暖房が心地よい温度に設定されており、お湯あがりも快適です。
湯温もぬるめ、可愛らしいタイル絵を眺めながらの長湯はぜひおすすめ。
薬湯は2種類。乳白色の方が湯の花を使用した草津の湯で、無色の方が能登半島の和倉の湯でした。草津の方は湯温がかなり低めで、浴槽も寝風呂と気泡風呂の2つあるので長い時間乳白風呂を楽しむことができます。和倉の方は塩分が含まれているらしく、少ししょっぱい。潮の香りも心地よいです。
浴槽は7つもあり、湯温もぬるめなので、可愛らしいタイル絵を眺めながらの長湯はぜひおすすめ。この料金でこの充実感はすごい!コスパは最強なのではないでしょうか。
『大勝湯』を訪れたらもっと銭湯が大好きになる
「『大勝湯』を訪れたらもっと銭湯が大好きになる」と銭湯好きの間で言われているらしいですが、本当にその通り!帰りに商店街での食べ歩き&ビールも最高です。ぜひ一度は訪れてほしい銭湯でした。
温泉好きな信州生まれの女子大生。特技はリンゴの皮むき。