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Jリーグが人権啓発活動のPR映像を銭湯で撮影し放映!差別や暴力のない世界をサッカーから!

サッカーを通して差別や暴力のない世界を目指そう!

Jリーグが人権啓発活動のPR映像を練馬区のたつの湯さんで撮影し、10日より全国のJリーグ各スタジアム、J.LEAGUE.jp、その他TVなどで放映を開始しました。

銭湯は地域の人同士で全裸(ノーガード)で入浴する場所ゆえに、公衆の場として入浴マナーから派生する人に対する思いやりや気遣いが必要になる場所となっており、そんな地域のコミュニティの場としての銭湯は、近年外国の方の利用者も増えており、意外にも人種や国籍を全裸で越えて行く恰好の場所となりつつあります。

Jリーグの「差別や暴力のない世界を」のスローガンのもと、日本サッカー協会と共同で進めるリスペクト・フェアプレーキャンペーンの一環として、これまで全国のスタジアムなどで行ってきた人権啓発活動をさらに推進し、より多くの方に人権問題への関心を持ってもらうため、という主旨は、実は銭湯のコミュニティの場としての活用にとてもマッチするところだったりします。

出演者にまず来店するJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さん、番台に座っているのは日テレ・ベレーザの阪口夢穂選手、脱衣所ではFC東京の森重真人選手と川崎フロンターレの中村憲剛選手。

浴場には鹿島アントラーズの植田直通選手、浦和レッズの武藤雄樹選手、清水エスパルスの鄭大世選手、元FC東京のアマラオ氏、元ベルマーレ平塚のエジソン氏、元清水エスパルスのシジマール氏、元日本代表通訳のフローラン・ダバディ氏。

人種や国籍が違う彼らが歌を歌いながら入浴している様は、外国人利用客の多い銭湯ではある意味一般的かも知れません。

昨今はフットサルの競技人口も増えておりサッカーは誰にでも身近なスポーツです。
サッカーやフットサルで汗を流した後は、近くの銭湯でみんなで浴槽に浸かり、人種や国籍などの垣根を超えた交流をサッカーと銭湯で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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【出演者からのメッセージ】

浦和レッズ 武藤 雄樹 選手
このたびは、人権啓発活動PR映像に出演させていただき、ありがとうございました。
このような撮影は初めての経験であり、また共演させていただいたみなさんも初対面の方々ばかりだったので、最初はかなり緊張しましたが、明るい雰囲気の中、楽しい時間を過ごすことができました。
人権を守るためには、一人一人が思いやりの心を持って接することが必要だと思います。相手を思う気持ち、敬う気持ちを持って、差別や暴力のない世界をみんなで作っていきましょう!

川崎フロンターレ 中村 憲剛 選手
地域密着を掲げるJリーグが人権啓発運動をすることはとても良いことだと思います。
誰も言わなければ何も変わりません。Jリーグが声をあげることによって各地域に運動が根付いていって欲しいと思います。
私にはサッカーを通じて出会った 多くのバックグランドの違う仲間がいます。スポーツを通して築いた健全な人間関係に差別は存在しないはずで、絶対にあってはならないことです。
JリーグがこのPR映像を作る意義はとても大きいですし、参加させて頂き嬉しく思います。 多くの方に見ていただいて、考えるきっかけになればと思います。

清水エスパルス 鄭 大世 選手
私の隣には、いつも差別が存在しましたし、海外でも様々な経験をしました。
なので、Jリーグの人権啓発に対する取り組みは、とても素晴らしいことであり、私も協力を惜しみません。
ただ、差別を受けた人の心の痛みは、その経験がない人には深 く理解出来ないと思います。
その心に痛みを受ける人が一人でも減ることが私の願いですし、この活動によってサッカーに 関わる全ての人たちに共通意識を持ってもらうことが大事だと考えます。

シジマール 氏
J リーグ、サッカー界が進める人権啓発運動はとても重要な意味を持っています。
肌の色や宗教、どのチームのサポーターかも関係無く、サッカーを通じて皆が同じ人間として認め合う、そんな世界を実現しようという活動に参加できたことを嬉しく思います。
今回の撮影では、引退選手や現役選手も力を合わせていて、とても良いことだと感じました。
映像を制作したスタッフにも熱い想いが感じられ、感動しました。
どんな色のシャツを着たとしても、私たち人間は皆、一つ。人間の力で、もっときれいで、微笑み合える世界をつくっていきましょう!

フローラン ダバディ 氏
私は子どもの時からサッカーファンですが、念願のフランス代表 W 杯優勝をおよそ 20 年待ちました。
優勝したフランス・チ ームはアルジェリア系フランス人のジダンを筆頭に、アフリカ系、中央アジア系、オセアニア系が混在する人種の坩堝(るつぼ)でした。
彼らの絆がサッカーフランス代表の一番の力でした。
Jリーグも1993年に優秀な外国人選手の力を借りて誕生し、20年後の今も、日本に住む私のような外国人のサッカー愛が絶対に必要とされています。
私もわずか4年間、日本代表の通訳として、日本サッカーの国際化に努めましたが、今回の人権啓発運動に参加できて光栄でした。

【ロケ地:たつの湯(東京都練馬区)】

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 【中村憲剛選手(左)と森重真人選手(右)も脱衣所シーンで参加】

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  【休憩時間に談笑する出演者】

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東京銭湯運営

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