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東京に銭湯は600軒以上あり、あなたの街にもあります。
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そんな銭湯を、銭湯好きの記者達が実際に取材し紹介していきます。

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湯上がりにピザはいかが?ピザ窯を備えるコンパクト銭湯『福の湯』【大田区 / 蒲田駅】

〒144-0052 東京都大田区蒲田1-12-15

焼きたての『ピザ』が出る銭湯として最近巷で良く話題に上がる『福の湯』。
2016年4月にリニューアルオープンした『福の湯』は、外観はマンションでその1階スペースに浴場施設がある、所謂マンション型の銭湯です。

場所は「蒲田駅」から徒歩12分ほどの場所にあり、『ゆーシティー蒲田』も近くにあります。
特徴のある銭湯が多い大田区ですが、『福の湯』も設備はコンパクトながらも『ピザ』を提供してくれるという風変わりなサービスを特徴として持っています。

それではご紹介していきましょう。

 


♨ 2016年4月にリニューアルオープン。「銭湯は地域に無くてはならないもの」


20161101大田区福の湯

70年程前、戦後間もなく焼け野原の中1本残っている煙突を見つけ、初代店主が始めた『福の湯』。

一代目の後は当時住み込みで働いていた番頭が二代目として継ぎましたが、3年ほど前に二代目が辞め一時休業。
しかし70歳になる現三代目が「銭湯は地域に無くてはならないもの」との想いから、2016年4月にリニューアルオープン。

70歳にして銭湯を再開させる、気骨のある三代目です。

20161101大田区福の湯

フロントは広めの設計となっており、窓側にカウンターテーブルと椅子が並ぶという、カフェのような作りになっています。
『福の湯』では生ビールも飲め、1杯450円と他の銭湯に比べて安く提供されています。
お酒は他に缶チューハイが150円で販売されています。

入浴用のアメニティーも充実しており、貸しタオル20円、1回使い切りのメイク落し、洗顔料、化粧水、乳液がそれぞれ60円で販売され、手ぶらで入浴が可能です。

20161101大田区福の湯

脱衣所へ向かう暖簾には「福」のロゴが…なかなかオシャレなデザインです。
デザイン案は今回『福の湯』を案内して頂いた四代目が出したもので、知り合いのデザイナーさんにブラッシュアップしてもらったロゴです。

それでは浴場をご紹介していきます。

 


♨ 飲料水として飲める水。女湯脱衣所にはマッサージチェア完備。


20161101大田区福の湯

こちらは男湯の脱衣所です。
リニューアル間もないのでとてもキレイです。ライトブラウンの床、ロッカーの中にあるダークブラウンのベンチが良いコントラスト。
色味的に落ち着いた雰囲気の脱衣所です。

20161101大田区福の湯

『福の湯』は脱衣所にドリンクサーバーが置かれており自由に飲むことが可能です。
蛇口からも飲料水が出ているため、洗面所脇の紙コップを使い水を飲むことが可能です。

使い捨ての紙コップのため誰もが安心して飲むことが出来ます。

20161101大田区福の湯

こちらは女湯の脱衣所です。
背もたれの無い畳ベンチはみんなで座りやすく、銭湯の脱衣所には必須のベンチです。

女湯の脱衣所には男湯にはないマッサージチェアがあります。

 


♨ 浴場はコンパクト!シンプル・イズ・ベスト!


20161101大田区福の湯

こちらが男湯の浴場になります。
形は至ってシンプル!シャンプーとボディーソープは浴場備え付けですのでご自由に使い頂けます。

20161101大田区福の湯

浴槽は座風呂とジャグジー(バイブラ)の浴槽があり、

20161101大田区福の湯

少し温度が低めで子供でも入りやすい岩風呂があります。
岩風呂の写真は女湯ですが、男湯、女湯共に同じ設備となっています。

岩風呂の奥には立ちシャワーを完備。フロントを広くするために脱衣所以降はコンパクトな設計にしたとのコト。

浴場ではスピーカーを設置しているため、ヒーリング系の音楽や、『福の湯』の四代目が昔バンド活動をしていたこともあり、「スピッツ」「oasis」がかかることも…。

今後は様子を見ながら「GREEN DAY」「NIRVANA」なんかもかけてみたいとのコトでした!笑

 


♨ これが『福の湯』のピザだ!


20161101大田区福の湯

さて!遂に『福の湯』名物ピザのご紹介ですよ!
『福の湯』の脱衣所などで目を引くピザ箱の案内表。現在販売は、

【土日祝日】17:00 〜  24:00

となっています。(写真の時間表示は古いのでご注意を!)
今後注文がたくさん入るようになれば時間の拡大、曜日の拡大なども見当して行くとのコトでした。
入浴後のテイクアウトもOKです!

20161101大田区福の湯

こちらがメニューです。現在品替えの関係もあり「マリナーラ」の販売はしていませんが、1番人気の「マルゲリータ」を筆頭に2番人気の「ジェノベーゼ」やスタンダードピザ「アメリカン」、子供に人気の「マヨコーン」に昔懐かしの「ミックス」までをフロントの専用釜で焼いて提供しています。

Sサイズが400 〜 500円、Lサイズが900 〜 1000円とお一人様で食べれるサイズで、入浴料込みでも有名ピザ屋と比べて安い料金で食べれます!

20161101大田区福の湯

こちらが「マルゲリータ」!湯上がりの熱々のピザはホント美味しいですよ!

しかもピザを焼くのは8年の飲食店経験がある若い四代目。
四代目はピザ屋を4年ほど前からやりたいと考えていたそうですが、『福の湯』のリニューアルに合わせて「銭湯」と「飲食」が結びつき、「ピザが食べられる銭湯」として『福の湯』は新しく始まりました。

今後もどんなメニューが出るのか、ピザ以外にも出てくるのか、はたまた浴場ではどんな音楽がかかるのか…笑
コンパクトな銭湯ながらも今後が楽しみな『福の湯』。

「蒲田駅」ご利用の際には『ゆーシティー蒲田』と共に是非『福の湯』のピザもお楽しみください!

AUTHOR

日野 祥太郎

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ピザ大田区福の湯蒲田駅
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